谷 好通コラム

2020年08月13日(木曜日)

8.13.今日は昼から関西に新店候補物件を見に行きます。

今日はお盆休み真っ最中ですが、
午前中に用を済ませてから、午後から関西に走っていくことになっています。
面白い新店候補の物件が出たので、早速、見に行くのです。

 

ラボの新店は2020年6月期の1年間は、
東京の小平店と名古屋の石川橋店の2軒だけで、
二三年前のように年間17軒とかの新店ラッシュは、止めています。
ラボは世間に、まだ、あまり知られていないので、
新店を開けても固定客を作るまでにかなりの時間がかかって、
最初の一年間はずっと低空飛行で、
やっと二年目から伸び始めて
「ラボ名物二年目のジャンプ」なんて言っていますが、
早い話が、1年目から効果的に効く販促がなく
かなりの長時間の周知時間が必要であったということです。

 

そんな採算が取れるまでに長い年月がかかる店舗を、
1年間に十店以上のペースで新しく造り、開店していけば、
何年かすると、まだ不採算期の新しい店舗の比率が高くなってしまい、
三年前にはとうとう減益の決算を組まざるを得なくなったのです。
“質”が命であるはずのラボが、
いつの間にか、無理して新店の”数”を追って、
その結果の初めての減益に、これはイカンと目が覚めて、
一年か二年、新店の数を控えて、
集中して造った時期の店の、質的な熟成をはかったのです。

 

しかし、そうこうしている内に、
革命的な「EXキーパー」が出来上がって、すごいと評判になったり
Webに強いPR会社ベクトルさんとの活動が実を結んできて、
世間での認知度が明らかに上がってきたのか、
新店を開けた時の集客力が上がって、
前述の東京・小平店ではオープン初月から500万オーバーの実績を上げ、
名古屋・石川橋店のオープンでも
小型店でありながら初月300万オーバーの実績でみんなを驚かせました。
両店とも居抜き改造型の店舗で、販管費も低く、十分に採算点を超えています。

 

集中して新店を出していた頃の不採算期の長さの悩みが嘘のようです。
二三年前まで新店の数を出すことに一生懸命だった頃は、
新店一軒一軒に対する策が足らなかったのかもしれません。
それが数を減らしたことによって策を練る余裕が出来たのかもしれません
あるいは、
KeePerの社会的な認知度が、ある臨界点を越したのかもしれません。

 

色んな要因があってのことかもしれませんが
いずれにしても、新店の数を追っていた頃には見えなかったものが見えてきて
新店を開ける自信がついてきたような気がするのです。

 

大阪は新店重点地区です。
新店候補の物件をしかと見極めてきます。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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