谷 好通コラム

2020年08月10日(月曜日)

8.11.コーティングがKeePerでないと、なぜ、洗いにくいのか

KeePer LABOでの洗車は、
三店舗だけにはドライブスルー洗車機がありますが、
基本的にすべて「手洗い洗車」であり、
洗車作業の最後に「純水」ですすぐ「純水・手洗い洗車」です。
その料金は、
KeePerコーティングが施工してある車(以後KeePer車)への洗車と、
違うコーティングを掛けてあるか、
何も掛けてない車への洗車では、
その値段が違います。それも結構大きな値段の差があります。
それは、KeePerコーティングを施工させていただきたいが為の
KeePer車優遇の価格差という意味ではなく、
本当に”KeePer車”の方が、
そうではない車に比べて洗いやすいから、
KeePer車への純水手洗い洗車を安くしてあるのです。

 

その差は意外と大きく、
実際にその両方を日常的に洗っている者だとよく分かります。
KeePer車は雨が降ると、汚れが雨と一緒にはじかれて落ちてしまうので、
汚れの量そのものが絶対的に少ないのと同時に、
KeePer車に乗っている汚れは、
軽くこすれば簡単に落ちてしまうのです。
特に柔らかいオーストラリア産のムートンで出来たラ・モップと、
乾いても絶対に塗装を痛めないやさしいムースで、
軽くこすっても、スルッと落ちてしまうのです。
だから、本当にKeePer車への洗車は楽なのです。
それに比べると、
KeePerではない、特にガラス系のコーティングが掛けてある車は、
汚れや水道水に溶け混んでいるミネラルと親和性が良いので
その表面にミネラルが蓄積している場合が多く、
これがひどくなると、
ウロコ状の「水シミ」「ウォータースポット」と呼ばれるひどい汚れになる。
それ以前の状態でも、汚れと親和性の良い状態ではあるので、
汚れがこびりついていて、軽く優しくこすっても取れない場合が多いのです。
だから、そんな場合には、強く力を入れてこするようにするのですが、
ラ・モップとムースはあくまでも優しいので、
本当にけっこう力が必要なのです。
KeePer LABOでは、キーパをかけているお客様が多くいらっしゃるので、
KeePer車を洗う機会が多く、
それで慣れてしまっていると、
そうではない汚れの着き方が強い車を洗うと、さっと洗えない場合が多いので、
上手く洗えずに、本当に苦労することが多いのです。

 

雨が降った後の日は、
KeePer車の場合、結構キレイになっているので
洗車に来られることがかえって少なく、
雨が降って汚れる普通の車が洗車に来られることが多くなって苦労します。
だから、本当にKeePer車を優遇するという意味ではなく、
本当に必要に迫られて、
KeePer車ではないお車に対する洗車の値段を、高くさせていただいています。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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