谷 好通コラム

2020年07月28日(火曜日)

7.28.快洗Jr.5 ROとn発売以来17か月1,000台突破記念

快洗Jr.シリーズは、最初のジュニアを造ったのは、
多分20年くらい前のことです。
その頃はKeePerコーティングもPure KeePerだけしかなく、
洗車とコーティングの区別すら今のようにははっきりしていなかった頃、
繰り返し行う事でどんどん塗装が良くなるPure KeePerの良さは、
手洗い洗車を好む層の人だと思って、
手洗い洗車を上手く作業出来て、
ショー効果のあるような機械を造ろうと思って造り始めました。

 

最初に造った機械は200V仕様の「シャワーマルチ」という
大きな固定式で値段の高い機械で、
ほとんど台数も造られないまま終わってしまいました。
それからしばらくたって、
北海道の洗車機メーカー「アベテック」さんに頼み込んで、
かなりの時間をかけて開発し
100V仕様で、移動式のコンパクトで、頑丈で、お値打ちな機械を造りました。
これが快洗Jr.シリーズの始まりです。

 

これはPure KeePerの普及と同時に大変たくさん売れて、
たくさん使われてきました。
たとえば、四国の室戸岬から足摺岬まで一軒残らずのスタンドに
このJr.が入ったという嘘のような話があったぐらいです。

 

それから改良を重ねて、
より高性能に頑丈になった「快洗Jr.2」、「快洗Jr.3」と進化して、
その途中から「純水精製器 快洗RO」が出来て、
洗車もただの手洗い洗車から”純水”手洗い洗車に進化して、
洗車とコーティングの専門店KeePer LABOの標準装備として活躍しました。

 

全国にも相当数が普及したのですが、
623,000円の快洗Jr.3と、
580,000円の「快洗RO」の両方を揃えると、
1,203,000円となって、かなり高く、
この機械が省力化に結び付いて人件費の節減になる訳でもなく、
ただ、洗車の品質が高くなるだけなので、
なかなか手が出るものではなかったです。

 

しかし、
それでも「純水手洗い洗車」は、本当に良くて、
ぜひ普及させたいと思って、
純水精製器を限界までコンパクトにして、
高い精製能力のまま
それでも1時間当たり6台の純水手洗い洗車が可能な能力を求めて、
しかも、それを最初から快洗Jr.5機にセットしてしまうことによって、
純水精製器装着の快洗Jr.5RO(リバースオスモシス)を造り出して、
1台、773,000円という破格な価格で提供することにしました。
正直言って、最初はほとんど利益無視です。

 

それでも、快洗Jr.5ROは、好調に出荷が続いて、
生産台数アップによるコストダウンも果たせ、なんとか採算に乗って、
順調に出荷が続いています。

 

おかげさまで、
20年来の快洗Jr.シリーズの中でも、
一番早く1,000台に届きました。
今回は、それを記念して、何らかの記念企画を考えています。
さぁ、どうしましょうか。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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