谷 好通コラム

2016年02月15日(月曜日)

2.15.戦略的に新規出店を考えると。 と、新涯店

約一カ月後の三月中旬、
東京都板橋区の高島平に
新店「キーパーLABO高島平店」が開店します。
そして直線距離で約5kmの近くには「キーパーLABO板橋店」があって、
この高島平店とは、強いドミナント効果を期待しています。

 

新しいLABO高島平店には、
現在LABO板橋店の店長である押谷君を店長にします。
そして、高島平店の開店時には、
板橋店に登録されているLABO会員様すべてに、
高島平店開店のご案内DMを出そうと思っています。
でも、
そんなことをしたら、
板橋店のお客様が高島平店に行ってしまうだけで、
キーパーLABO全体としてはお客様が増えないことになってしまいそうですが、
大丈夫です。
板橋店のお客様に高島平店開店のご案内を出すことによって、
ある程度のお客様が高島平店に流れて、
高島平店が活気づきます。

 

このような既存店からの流入が無ければ、
単独の新規のLABOは、
認知が進むまでの時間、
中々お客様が寄り付かない状態が続きます。
半年くらい経ってお客様がある程度増えてくれば店舗自体が活気づいて
どんどんお客様が増え、
リピートしていただき、安定して繁盛店になります。
どんな店舗でも半年から1年半経てば、
繰り返しご来店のお客様が増えて、十分に採算の取れる店舗になります。

 

既存店が近くにあると、
ドミナント効果ですでにその地域にある認知度を活かして
そこまでの時間の短縮に、役に立つのです。

 

お客様がある程度流出した板橋店も、
板橋店の方が便利である人や、やっぱり板橋店が好きだという人が戻り、
初めて高島平店に来られたお客様の中にも、
板橋店の方が便利がいいとして、
改めて板橋店の常連客になることもあります。
板橋店はそんなことで数ヶ月で元に戻ります。
早い時間で成長した高島平店と共に、
1+1=2.5のような相乗効果を出すようになります。

 

 

ところが、このところ、
そんなドミナント効果が全く期待できないような飛び飛びに、
良いLABOの店舗候補が出てきます。
その物件そのもののマーケット性や立地は良くても、
連鎖的なドミナントが期待出来ないまま、新店を出していって、
それが戦略的考えて、良いものかどうか、
決め手のないまま、迷っています。
着実にドミナント効果をたどって面を広げていくか、
飛んだ場所に出店して、そこを橋頭堡にして地域を広げていくか。

 

もう一つのLABO出店の目的に、
「技術インストラクターの養成」があります。
その地域を担当する技術インストラクターを育てるには、
その地域に住んで、その地域で育つべきLABOが必要になってきています。
LABOで鍛え上げられたインストラクターは、実践的な技術を身に着けています。
今、営業がどんどんLABO出身のインストラクターに交替しているので、
その観点でのLABOの出店も考える必要があります。
考えるべき要素が多くて、出店場所もなかなか簡単に決めていけません。
悩みどころです。

 

 

昨日は、【キーパーLABO新涯店】に行きました。
この店で一番古くなったアルバイトさんの佐藤さん。店長の土肥君

 

 

ブース内の簡易的な倉庫がきれいにできていました。
これだけで、ものすごくすっきりしました。

 

 

でも、大看板を支えるパイプのペンキが剥げて、汚くなっています。
LABO新涯店も、JFEの鉄粉がすごくて、東海店と同じような「ザラザラを取って…」の看板がありますが、
その周りのパイプがさびさびでは、きれいになりそうな気がしません。
これは、意外とここのポイントかもしれません。

 

 

プロボウラー志望であった山下君は、
今ちょっとそっちはお休みして、車をキレイにすることに集中しています。

 

 

元気な秀平スタッフ。

 

 

さびているパイプと同じときに造ったパイプでも、
テントで屋根があるとこんなにきれいです。すごい違いですね。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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