谷 好通コラム

2015年09月27日(日曜日)

9.27.ちょっと休憩、F1ほったらかしでI.P.S.

理屈っぽいことばかり書き続けると、頭が痛くなるので、
ちょっと休憩して、他事を。

 

昨日のBSテレビでF1の予選を見ました。
やっぱりF1は他のレースとは別格で本当にすごいなと思いました。
でも、すぐそのあとで日本のスーパーフォーミュラの決勝を見ましたが、
そのスピード感は、F1と何ら変わらず、
スーパーフォーミュラドライバーの一人が、
「コーナーでは、F1よりスーパーフォーミュラの方が速い。」と、
テレビのインタビューで言っていました。
だとしたら、F1とはいわゆる直線番長と呼ばれるパワーばかりで、
コーナーはたいして速くない初期のターボ車のように
そんなに面白くない車だということになってしまいます。
細かいレギュレーションで縛り過ぎているのではないでしょうか。

 

だったら、何がF1を支えているのか。
なんと言ってもスタードライバーがすべて出ているなどの
“興業性”に尽きるのではないでしょうか。
しかし、圧倒的なスーパースターはいません。
F1がレースの面白さを感じなくなりつつあるのは、
レースの生々しさを失いつつあるのではないかと心配になってきます。

 

今日は鈴鹿サーキットでのFIグランプリ決勝で、
何十年か前ならば、
アイルトンセナ、アランプロスト、中島悟など
私もワクワクしながら見に行っていました。

 

でも、今日は、
F1をほったらかして
ジェントルマンクラスに弊社不良の畠中が出て、
プロクラスに中山雄一と平川亮などスーパーGTで活躍する若手から、
昔から知っているプロドライバーが出る
インタープロトスポーツ、略してI.P.S.のレースを見に来ています。
正直言ってこちらの方がレースとして面白い。と思います。
二年前にI.P.S.が始まった頃は、
観客は誰もいないと言っていいほどでしたが、
だんだん増えて、今日はなかなかの観衆です。
なんと、会社のスタッフが何人かいましたし、
なぜか、大府市役所の方まで来ていただいていました。
たしかに畠中は地域振興で大府市役所に少しだけ関わっていますが、
・・驚きました。

 

こんな風に、みんなが自分が普段の生活の中で
よく知っている知り合いや家族が出るレースを応援に
サーキットに来るなんて、まるでヨーロッパのようです。

 

 

すごくたくさんいます。

 

 

1コーナーにもこんなにいました。
今日は全部で何千人かはいるみたいです。

 

 

畠中は1レース目が2位だったので、
今日の第2レースは2番目のポジションからのスタートです、

 

 

スタート直後の1コーナー前のブレーキング競争で突っ込み

 

 

迫って、並んだ。

 

 

抜いた。抜いた。抜いた。

 

 

完全に前に出た。トップ

 

 

首位である。

 

 

・・・しかし、3周目に抜かれて、結局、元の2位でゴールでした。
大健闘でした。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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