谷 好通コラム

2015年09月01日(火曜日)

9.01創立.30周年と東証マザーズ上場記念のパーティーでした。

今日は、この会社、KeePer技研株式会社の
創業30周年と東証マザーズ上場の記念パーティーでした。

 

雨の日、名古屋駅の上にあるマリオットホテルの大きな広間に
全国から約260人のお客様にお越しいただき、
社員も255人が全員集がまって、全部で515人のパーティーは、
私自身も今まで見たことがない光景で、圧巻の一言です。

 

遠くからお越しになられたお客様も多く、
わざわざパーティーに参加いただいたことに深く感謝いたします。

 

しかしパーティーが始まったら、
自身の出番と、お客様とのご挨拶とお話で、
ずーっと3時間以上、話をしっぱなしだったので、
撮った写真はパーティー前の舟橋商店さんとご一緒の写真と、

 

 

お客様が集まって来られたパーティー直前のこの写真と、

 

 

私の出番が終わって、
わが師である遠野支店長から祝辞をいただいている時の写真です。

 

大切なお言葉をいただき、ありがとうございました。

 

 

沢山の方とお話をしましたが、
ものすごく集中してご挨拶をさせていただいたので、
かえって、何を話したのか解からない状態になっていて、
もう少し時間が経つと、
たくさんの方とのお話を思い出してくるのでしょう。
いずれにしても、失礼がなかったかどうかが気がかりで仕方ありませんが、
沢山の皆様に感謝いたします。本当にありがとうございました。

 

その中でふと気が付いたことがあります。
青森から来られたお客様も、高知から来られたお客様も、
「朝6時台の列車に乗って、名古屋での12時からのパーティーに間に合った。」
とおっしゃり、九州からのお客様も飛行機で来られた方は少なく、
新幹線で来られた方が多かったことに驚きました。
昼の12時スタートの、
名古屋駅のホテルでのパーティーに、
日本国中のほとんどの場所から新幹線などの列車で間に合う時代なのですね。
日本ではもう飛行機は要らないのかもしれません。
新しい時代を感じ、
はっきり必要なものと、不必要とされていくものの区別がつきます。
ANAとJALの将来を見失いそうです。怖いものですね。
私自身も、お客様のニーズと心を見失わないようにしなければなりません。

 

今日は、
KeePer技研株式会社創立30周年にちなんで、
私の原点であり、
会社案内のWebサイトに、
「社長のメッセージ」としている文章を、
最後に載せます。

 


 

「あの頃の私にとって洗車は、単なる労苦でした。」



18歳の時、ガソリンスタンドで働き始めてから、
洗車とは、ずっと自分の仕事として関わってきました。
昔のガソリンスタンドでは、
ガソリンを満タンに入れてくれれば、
洗車をタダでサービスすることは当たり前でありました。
だから、雨が降った翌日などは、
ガソリンを満タンにして洗車をしてもらう車がいっぱい来ました。

 

同じ給料をもらっていても、
雨が降って暇な一日と、晴れて給油と洗車でごった返す一日では、
天国と地獄の差があって、若い私は晴れの日が嫌いでした。
反対に、朝起きた時、外で雨が降っている音がすると、
ホッとしてすごく嬉しかった覚えがあります。
これが繰り返し摺りこまれて、
今の自分の商売が雨の日が多くては困る洗車業なのに、
雨音は、今でも「ホッとした気持ち」になる大好きな音の一つです。

 

あの頃の私にとって洗車は、単なる労苦でありました。
報われないことであり、出来るだけ楽するようにいつも考えていました。

 

その発想が変わったのはいつの頃だったでしょう。
その境目は自分でもよく判らないのですが、
車がきれいになることとお客様の喜びに二乗関係があることに気が付きました。
つまり、
車が「1」のレベルきれいになる。⇒お客様は「1」のレベル喜ぶ。
車が「2」のレベルきれいになる。⇒お客様は「4」のレベル喜ぶ。
車が「4」のレベルきれいになる。⇒お客様は「16」のレベル喜ぶ。
車がきれいになる。⇒お客さまが喜ぶ。
車がもっときれいになる。⇒お客さまはもっともっと喜ぶ。
車が想像以上にきれいになる。⇒お客様はびっくりしたように喜ぶ。

 

お客様の大きな喜びとは、すなわち満足であり、
サービス業としての付加価値でもあります。
またお客様の満足は、私達に感謝として返ってくることも多く、
私たちの「やりがい」にもつながります。
車をよりきれいにして差し上げることによって、
そのすべてが、二乗効果を持って帰ってくるならば、
こんなに面白く楽しい事はない。そんな風に思い始めたのです。

 

「洗車」、つまり「洗う」「磨き、護る」「掃除する」そのすべての意味で「洗車」、
つまり車をきれいにすることが、
お客様の期待を上回る形で提供できれば、
それは”労苦”ではなく、”喜び”としてのビジネスに昇華するはずであり、
お客様から二乗効果で得られた報酬は、
そのビジネスを豊かに、
より広く広める事が出来るレベルであると確信したのです。
そして、それを実現する一つの答えがキーパーであり、キーパーLABOであり、
最近で言えば、クリスタルキーパーであり、快洗Wingであり、
それを確かな形で伝えるために、全国のトレーニングセンターがあるわけです。

 

洗車を労苦でなく、
お客様の喜びに変え、
私たちのやりがいであるビジネスに高めるために、

 

「日本に新しい洗車文化を」。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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