谷 好通コラム

2014年11月13日(木曜日)

11.13.富士山は本当に爆発するのか

もちろん、本当に爆発するのでしょう。
それは、富士山が疑いのない活火山であって、
過去、一定のサイクルで爆発を繰り返しているのですから、当然、爆発します。
だから問題は、富士山が爆発するのかどうかということではなく、
今度の爆発はいつなのかということだけなのだそうです。

 

明日か、いや、今晩か、50年後か、しかし、100年後ではなさそうで、
これから以後100年間爆発しない確率はかなり低く、
100年以内にはほぼ間違いなく爆発するのだそうです。

 

とすれば、次の問題は、どれくらいの間爆発し続けるのか。
鹿児島の桜島みたいに何十年間と噴火し続けるのか。
江戸時代、1707年、宝永の噴火はわずか16日間の噴火でしたが、
それでも東京(江戸)に数cmの火山灰が降り注いだらしい。
桜島みたいに何十年も噴火が続いたら、どうなるのでしょうか。

 

富士山と東京は100km圏内であり、
新宿との距離でわずか95㎞、
富士山噴火の爆発は、
東京全体に大きな影響を与えることは必須でしょう。

 

宝永の噴火はマグニチュード8.7~8.8宝永地震の40日後に爆発したそうです。
地震と噴火は連動していて、
2011年の9.11東日本大地震のエネルギーは、
富士山に宝永地震以上の影響を与えているそうです。
もう一つ大きな地震が東京に来たら富士山は爆発するのでしょうか。
それは、今言われている東京直下型地震のことでしょうか。

 

いずれにしても、富士山はそのうち、いつかは爆発するのでしょう。
東京や横浜、関東全体の被害は深刻で、
大きな打撃を受けるでしょう。
しかし人間はたくましいので、
特に日本人は、けなげに協力し助け合う民族なので、
何とかうまく切り抜けられるような気がします。
根拠があるわけではありませんが、
壊滅的な状況にはならずに済むような気がします。

 

朝、東京に向かう新幹線から富士山を見て、
夕、名古屋に帰る新幹線から富士山を見て、
何となく、そんなことを思いました。

 

朝の富士山。列車は→に動いています。

 

 

夕方の富士山。列車は←に向かって動いています。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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