谷 好通コラム

2015年01月09日(金曜日)

01.09.東西の事業本部に一切、関わらせなかったこと

KeePer技研㈱の組織は、
西日本事業本部、東日本事業本部、そして経営企画本部の
大きく分けて三つの組織でできています。

 

東西の事業本部それぞれには、
KeePerの研修や販売をする「営業」と、
キーパーLABOの「運営」の両方を含んでいて、
KeePer技研㈱そのものであり
KeePer技研㈱のすべてのエネルギーを発生している本体です。
中部地方を西日本に含んで東西に分けた組織になっています。

 

そして
経営企画本部は、
キーパープロショップとキーパーLABOにおけるKeePerの販売戦略を
KeePerのブランディングを視野に入れた観点で作り上げ、
それを具体的なツールにまで自前で落とし込み製作する部署が中心です。
加えて、「営業」で発生した製品の出荷を行う部署と、
製品を開発する部署、直営のキーパーLABOの新店を開発して作っていく部署、
そして一般的な経理と総務などの管理にかかわる部署があります。

 

今回、1月6日に、
東京証券取引所マザーズ市場上場(IPO)の承認をいただきましたが、
ここまでの手続きと作業は、
経営企画本部の中に別途「IPO準備室」を作り、
ここの中でそのほぼすべての作業行いました。
だから、
KeePer技研㈱の本体である東西の事業本部と、
経営企画本部の販売企画にかかわる部署には、
このIPOの仕事に関る負荷を一切、与えることなく、
本来の仕事に集中することを求めました。

 

その結果、
KeePer技研㈱本来の活動や業績などに何ら影響を与えることなく、
KeePerの製品をお使いいただく多くの皆様にもご迷惑をおかけすることなく、
上場の承認にまで手続きを漕ぎ着けられたものと思います。

 

IPOの活動に全社を挙げてかかり、
本来の仕事が手薄になって業績を落とし、
それが逆に、IPOを失敗させる原因になった例が多いと聞きました。
その轍を踏むまいと考えて、
IPOの活動は、会社の本体の活動とは切り離したところに置きました。

 

そのことで、本来の仕事とIPOの仕事の二股の仕事をするのは、
私と経営企画本部長と管理部長くらいのもので、
今は、その二人と私の三人は、
KeePer技研㈱とは何者かであるかをアナリストのみなさんにご説明に、
東京に向かって新幹線に乗っているところです。

 

富士山がばっちりだったので、
今日は、きっと、ばっちりでしょう。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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