谷 好通コラム

2014年05月17日(土曜日)

5.17.ダイソンが言う「製品がすべて」。

昨夜、テレビで「カンブリア宮殿」を夢中で見ました。

 

内容はサイクロン掃除機の「ダイソン」のことです。
ダイソンとは、
個人名のジェームズ・ダイソンであることを
初めて知りました。
掃除機を使ったことも、買ったこともなかったからです。
番組の内容によると、
ダイソンの掃除機は、従来の紙パックフィルター式の掃除機に比べ、
飛躍的にゴミ吸い込み能力が高く、
従来の掃除機は紙パックの目詰まりによって吸い込み能力が落ちるのですが、
ダイソンのサイクロン掃除機は吸い込み能力の低下がありません。
汚れた紙パックを交換する必要もありません。
だから、
ダイソンの掃除機は従来の紙パックフィルター式掃除機よりも
2倍以上も価格が高いのに、
市場の60%のシェアを占めるほど人気があり、商品力があります。
http://www.dyson.co.jp/community/about-dyson.aspx

 

話の中で、
彼は、「製品の開発がすべてである。」と、
テレビの中で言っていました。

 

「いかに”良い製品”を作るか」をおろそかにして、
「いかにすれば売れるか。」の宣伝、販売手法に懸命になって、
ヘタをすると、
「いかに”売れる製品”を作るか」と、
製品開発の方向まで勘違いする事があります。
そして「いかにうまく運営するか。」が、
「経営」だと錯覚する人が多いものです。

 

しかし、消費者にとって、
一番欲しいのは、
自分にとって益のある商品であって、
それは、便利さであり、美味しさであり、美しさであり、気持ち良さであり、
消費者にとって、その益が欲しいかどうか、
その「益」が、つけられた価格に見合うかどうか、
それが極端に言えば、すべてであって、
どう宣伝されているか、どういう売り方がされているかは、
二次的な問題であり、
決定要素ではありません。

 

ダイソンが製品の「開発」に考えられないほどの時間と手間とお金を投じて、
みんなが「欲しい」と思うような、
圧倒的な性能と美しさを持つ「サイクロン掃除機」という製品を造り上げ、
製品力で勝ってきた企業であることをテレビで改めて知りました。

 

お客様が欲しいのは、製品、商品そのものです。
カーコーティングで言うならば、
「キレイが続く」という製品の性能は、
ケミカルと施工の技術で造り上げられます。

 

だから、KeePerは
毎日、ずっと絶え間なく続く商品テストと、技術テスト、開発、
そして、膨大な数の真剣な技術研修こそが、
多くのお客様にKeePerを支持していただいている最も重要な要素であり、
これからもずっと続いていくものだと感じ、覚悟をしたような気がしました。。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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