谷 好通コラム

2020年01月26日(日曜日)

1.26.異質だからこそ、お互いを知っている必要がある。

昨日、ダイエットの一環として筋トレもしなくてはと考えて、
製品部の増田君がネットで探してくれた個人トレーナーに来てもらって、
トレーニングの一日目をやったのだが、
最初は機能の確認と、基礎的な動作の練習で終わった。。

 

私の場合は、
去年三月にやった腰の手術に伴って衰えた足腰のリハビリが
全然出来ていなかったために、歩くのも不確かになっていたので、
まずそこの復活から始めなければならないようだ。
やる前までは、それなりにハードなトレーニングを覚悟していたので
ちょっと拍子抜けではあるが、
あんな単純な動きでも確かに効いているのを感じるのだから大したものだ。
始めて良かったのだろうと思っています。

 

体重はあれから行ったり来たりでちっとも減っていきません。
おなかが減ると一旦89kgが88.5kgにはなるのですが、
ご飯を食べると元に戻るという繰り返しが続いています。
目標の76kgは果てしなく遠く、
はるか手前の89kg↔88.5kgでうろうろしている現実にくじけそうです。
しかし、ある意味、その道のプロに就いてもらった訳なので、
きっと、どこかで軌道に乗るでしょう。

 

食事制限と運動はやることは正反対ですが、
どちらかが欠けても目的は達せられません。
いくら運動しても、しっかり食べたのでは筋骨隆々とするばかりで
体重を落とすことは出来ません。
逆に食事をいくら落としても、運動無しだと体が弱ってしまうだけで
健康のためのダイエットという目的を達することは出来ません。
食事制限と運動はその両方を理解して、補完する関係にあるのでしょう。

 

そんなことが仕事の上でもあります。
「営業」と「経理」はやっていることは全く違いますが、
お互いのことを理解していないと、大きな間違いが発生することがあります。
例えば、営業の一連の仕事には請求書の発行が必ず伴いますが、
その請求書の作成を、
経理的仕分け上の都合で変則的な内容あるいは形式にした時、
営業的には、思いもよらぬ不都合が発生して、
そのおかげで営業としての成果が全く上がらなくなる場合があります。
その不都合に営業も経理も気が付いていないと、
ひどい時は、その会社は永遠に業績が上がらないことになります。

 

経理は、経理で、経理の都合でものを考え、
経理的につじつまが合ったとしても営業的には話にならない事もあるので
経理は、営業を理解しなければならないし、
営業は、経理的な部分を分業だからと言って無関心でいてはならない。
特に経営者は、経営全体を網羅しなければならないのだから、
あらゆるスタンスからの視点と関心を身に着ける必要がある。

 

会社としての組織が大きくなればなるほど分業が進んで専門化するので、
お互いがお互いの分野を知らないから発生する不都合が増えてくる。
分業化が進めば進むほど
お互いが、お互いを知って、意識して理解することが必要になる。
そのための最良のツールが報・連・相であり、そのための人事交流なのだろう。

 

お互いがそれぞれの分野で、
コミュニケーションを閉じていると、
いとも簡単に、そんな不都合な事態に落ち込む。

 

報・連・相をはじめとした徹底したコミュニケーションと、
積極的かつ展望を持った人事交流が必要だ。

 

 

話は違うが、
異質な犬と猫が、一緒に寝ているのは、
猫がなついて押しかけているだけで、犬は迷惑そうです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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