谷 好通コラム

2014年03月19日(水曜日)

3.19.横浜チャンピオン決定戦を見て気がついたこと

今日は、横浜トレーニングセンターで、
第1回キーパー技術コンテストの、最初の地域チャンピオン決定戦でした。
つまり「キーパー横浜チャンピオン」を決める日でした。
午後から2班に別けて、競技を2回連続して行い、
別けた班のお互いが、お互いの施工技術を見ることが出来るようにしました。
この主旨はおおむね好評だったようです。

 

このコンテストでは、色々なことが分かって来ました。
1台の車を太いマスキングテープで左右に2分割して、
二人で1台の車をクリスタルキーパーの作業を審査するのですが、
車の半分だけをクリスタルキーパー施工する事は、
日常ではないことであり、
また、審査員にジロジロ見られながら、作業する事もありません。
非日常的な状況で施工しての技術を競うことで、
公平なコンテストが出来るのか。
そんな疑問を持つ人がいるかもしれないな、と思いました。

 

予選で高い得点を出しておきながら、
この横浜チャンピオン決定戦では、その得点を大きく下回り、
担当の営業に言わせると、
「別人のようだった。残念だった。」と言うのです。
緊張しすぎてしまったのでしょう。

 

予選では、2人の審査員が4人の選手の技術を審査し、
一人一人の選手に2人の審査員の平均点を出しますが、
チャンピオン決定戦では、
2人の審査員が2人の選手を審査します。
意味がよく解かりにくいかもしれませんが、
チャンピオン決定戦では予選の二倍の人数の審査員が、
二倍の視線で、選手の動きをかなりしつこく見ていくので、
選手は、すごくそれを意識すると言っていました。

 

競技する選手の身になって考えて見れば、ツライ部分もありますが、
そこは、やはり我慢してもらわなくてはなりません。

 

車の半分を施工するのは、
当然、慣れてはいませんが、難しいことではありません。
そして、コンテストはみんなが一堂に会して競うものであり、
それぞれの人がすべて、いつもの環境とは違い、
いつもはない審査員の視線を、みんなが同じように浴びながら競技をします。
競技は競技であり、いつものお客様に喜んでいただくための施工とは違います。
その上で、競技することによって、
自らの技術を高めていく効果があることは間違いありません。

 

難しい慣れない環境の中で、
みなさん、全力でがんばって競技します。

 

 

「2014年 横浜チャンピオン」になった人です。
どんな難しい環境でも、上手い人は、やはり、ものすごく上手い人です。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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