谷 好通コラム

2014年02月03日(月曜日)

2.03.「永遠のゼロ」は、泣けたが・・・難しい

何人ものスタッフから
「百田尚樹の「永遠のゼロ」を読んで感動しました。」と聞き、
それが映画化されているとも聞いたので、
昨日、見に行きました。
今までに見た映画の中で、たぶん見終わってから一番泣けたでしょう。
非常に感情が刺激され、泣けました。
最後の一瞬のシーン、
主人公が敵空母の真上から突っ込む直前の瞬間、
主人公に心の開放の笑みが浮かんだことで、
それまでに重なった疑問がすべて理解できたような気がして、
たまらなく泣けました。

 

しかし、
太平洋戦争時代の天才零戦乗りの物語ですが、
ストーリーとは別に、飛行機大好きの私としては、
飛行機が出てくる場面にいちいち感動したものです。
でも、小説では「零戦(れいせん)」と正しく書かれているらしいのですが、
映画では「ゼロ戦」と戦後の俗語の名称で呼ばれていたのは、解せません。
でも、
そんなことはどうでもいい事で、
零戦 (ゼロ戦)が、空中戦を繰り広げる姿、
グラマンF6F、ロッキードP-38、ノースロップP-51Dムスタングとの戦い、
エンジンの音、機銃の着弾音、主人公の天才的な飛行術、
残念ながら、零戦の撃墜されるシーンの迫真的に臨場感。
現代のCGの信じがたい能力は、
私達にはすでに理解しがたい次元にあるようです。

 

それにしても、
自分が信頼した男に、
我が妻と子供を託したことによって得た我が自由に
笑みを浮かべながら死ねるあの男の心情は、泣けるが、その境地を理解できない。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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