谷 好通コラム

2014年01月17日(金曜日)

1.17.二つの、ちょっとだけツラカッタ話

三日間の出張がもうすぐ終わる、
仙台から中部空港への飛行機の中です。
今回の行程は、
今の状態の私には少し無理があったかもしれません。
中部空港→熊本→八代→長崎→東京→八王子→東京→仙台→中部空港
二日半の行程です。

 

移動そのものは別にいいのですか、
同じ姿勢でいるのが腰に負担が掛るようで、けっこう苦しい場面もありました。
最もつらかったのが、仙台でのホテルでした。

 

昔から泊まっていた仙台の良いホテルなのですが、
いつの間にか客室内を改装し、
ベッドが非常に柔らかくなっていて、
どんな形で寝ても、腰にへんな負担がかかって痛くて眠られません。
おまけにPCで仕事が出来る机もなく、
座るものもなく、寝るのは腰が痛く、
どうしようもなくて、
床に布団をひきずり下ろし、一晩中、掛け布団にくるまって寝ていました。
あそこまで腰に負担がくる柔らかいベッドは初めてです。

 

いくら建物が立派で設備が良くても、何があっても、
肝心なベッドがダメでは、ホテルとして全然ダメです。

 

ホテルの床に掛け布団にくるまって過ごしたツライ一夜でした。

 

そう思うと「東横イン」は、
日本国中どこに行っても、
少し硬めの同じベッドで、安心して泊まれます。
色々なビジネスホテルのチェーンがありますが、
すべてのホテルに泊まったことがある者として、
「東横イン」が一番安心です。どこも大繁盛している意味が良くわかります。

 

 

 

もう一つ、ツラカッタこと。
「ハックション」の「くしゃみ」。

 

“くしゃみ”は、体に異常な力を与えるようで、
椎間板ヘルニアの身にとって”恐怖の瞬間です。

 

そんな事を知らなかった10日ほど前、
不用意に”くしゃみ”をして、
その瞬間、背骨の間が開いて、
椎間板を押し出す形になったのか、
あるいは、押し出す力が加わったのでしょう。
強烈にギクッ!ときて、しばらくの間、痛い思いをしました。

 

腰を痛めている時の”くしゃみ”は、よほど気をつけて、
背筋を伸ばして直立不動でせねば、本当にギクッ!と来ます。

 

それに“くしゃみ”は、
周りの人がひどく嫌がります。
一発のくしゃみでツバキの飛沫が3m半径に飛び散るので、
インフルエンザが蔓延している時期には、ひどく嫌がられます。

 

そんな時期に、
にわかに起立して、背筋をぴんと伸ばした直立不動で、
緊張した表情をしながら”くしゃみ”をするのは、
もちろん口にハンカチを当てていますが、
周りから見るとすごく”変”です。
二つ目のツラカッタことです。

 

そんな緊張感を持った三日間の出張が、もうすぐ終わります。
あと30分の飛行で終わります。
もうすぐ中部空港に着陸して、出張が全部終わります。

 

熊本でも長崎でもすごく良い経験をしました。
八王子では新鮮な驚きがありました。
仙台は本当に行って良かったと思います。

 

しかし、ちょっとだけつらかっただけです。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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