谷 好通コラム

2013年11月18日(月曜日)

11.18.(前編)TOM‘Sがマカオに出場し続ける訳、勝つ論理

今回のマカオグランプリには、
私はなぜ行きたいと思ったのでしょうか。
ここ二三年、外国には行きたくないと思ようになっているのですが、
今回はなぜか行ってみたいと思いました、
それはマカオに行くとTOM‘Sが一体何者なのかが解る予感があったからです。

 

TOM’Sというレーシングチームは、
名実共に日本一の歴史と実績、実力と規模を持っています。
会社としての売上げも、利益も順調に上げていて
チームと言うより、れっきとした一流の企業です。

 

TOM‘SのTは舘会長のT。
Oは大岩社長のO。
M‘Sは、モータースポーツのMとS。
会社の名前は意外と単純です。

 

来年で40周年を迎え、
舘会長が65歳なので、25歳の時に起業したことになります。

 

舘会長自らも、レースのドライバーとして
日本のレース界に記録を残していますが、
TOM‘Sが特にレース界に大きく貢献したのは、
数多くの有力な若手ドライバーを発掘し一流ドライバーに育て上げてきた事です。
私が知っているだけでも、
近いところで日本人F1ドライバーの
「小林可夢威」、「中嶋一貴」、「片山右京」「鈴木あぐり」
あるいは「国本京祐、祐資」「脇坂寿一」「大嶋和也」
古いところでは「関谷正徳」「小川等」などなど
外国人も山ほどの人がいます。
「アンドレ ロッテラー」「ジャックビルヌーブ」、「ペドロ・デ・ラ・ロサ」
「ラルフ シューマッハ」
この何十倍ものドライバーが、
十代に、主にレーシングカートの世界で見出され、
TOM‘Sの車に乗って、
F-CJ、F3、スーパーフォーミュラ、スーパーGT、
そして最終的に数人がF1にまでステップアップして行ったのです。

 

舘会長をはじめTOM‘Sのみなさんは、
“勝ち”にすごい情熱とこだわりを持っています。
さらに私の感じるところでは、
スポーツとしての勝負以上の価値観で、”勝つ”ことに集中します。

 

ここにTOM‘Sの強さの意味があって、
勝つ方程式が組み立てられていることに気がつきました。
だから、マカオグランプリだったのです。
当たっているかどうか分かりませんが、私なりに理解しました。

 

それを、文章にし始めたのですが、
この方程式は、なかなか複雑で難しく、今日中には書けそうにないので、
だから、明日に回します。
明日じっくり書いてみます。

 

今朝は朝5時起きで、マカオからジェットフェリーに乗り、

 

 

香港空港からキャセイパシフィックで帰って来ました。

 

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    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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