谷 好通コラム

2013年11月15日(金曜日)

11.15.約1年ぶりの海外出張に行く前の中部空港で

もうすぐ「マカオ」に行く飛行機に乗ります。
久しぶりの海外主張です。
パスポートのページをめくって見ると、
昨年の10月にドイツを訪ねたのを最後に、ほぼ1年ぶりの海外です。
何年か前では考えられないことです。
多い年には年間20回くらい海外に行きました。

 

しかし、何年か前、
ロサンゼルスのホテルで一人取り残された時、
一日ホテルの部屋にいてつくづく思った。
海外で言葉を話せないことが、
いかに不便であって、
誰か言葉を話せる人が同行していないダメで、
一人では何も出来なくて、
こんな状態で海外に仕事を作ろうと思っても、
言葉がしゃべれるだけで、
ろくに仕事が出来ない者に、
無駄に引っ張り回されるだけだと、見に沁みて分かったのです。

 

そう思ったと同時に、
「家に帰りたいっ」という衝動を強く感じて、
海外で仕事をすることが、急にイヤになってしまったのです。

 

あれが何であったのか。
精神科のお医者さんがおっしゃっていた言葉を思い出す。
「人間の生きる力の源は、実は好奇心なんです。」
その言葉からすると、
好奇心満々で、好んで海外に仕事に出て行った私は、
好奇心の強さが、
幾分か弱くなったということかもしれません。
先生の言葉で言えば、
生きる力が少し弱くなってということかもしれません。

 

なんて、そんなオーバーなことではないでしょう。
足が、少しずつダメになってきて、
立ったり、歩くのが徐々につらくなってきたのが、一番大きな理由です。

 

いずれにしても、海外に行くのは久しぶり、
1年ぶりの行き先「マカオ」は、
マカオグランプリです。
KeePerのロゴを背負ったF3が一台、
今年のF3日本チャンピオン中山君を乗せて、スポットで出場することと、
TOM‘Sと親交をもう少し深めるべきかと思ったことと、
マカオの隣、香港の蔡さんがF3のグランプリ出場に力を貸してくれてので、
そのお礼と、今後の中国でのビジネスの話を直接したかったことと、
色々たくさんの用件があって、
私も久しぶりに行くことになったものです。

 

香港空港は巨大で、
しかもマカオ行きのフェリーに乗らなければならないので、
たくさん歩くことが必須ですが、行かねばならぬと久しぶりに思いました。
中部空港での待ち時間にこれを書いています。

 

中部空港には珍しい飛行機が常駐しています。
「ボーイング ドリーム リフタ―」という
背中がバカでかく膨らんだボーイング-747で、
最新鋭のボーイング787の翼等のパーツを運ぶ為に作られた専用の飛行機です。
中部空港に近い三菱重工業大江工場が、
世界中で分業してB-787を造っている一つの重要な工場なのです。

 

 

私達が乗る飛行機はこちらのエアバスA-330です。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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