谷 好通コラム

2013年11月03日(日曜日)

11.03.今年最後のシリーズ戦「もてぎ」は6位でした。万歳です。

今年最後のシリーズ戦「もてぎ」は6位でした。

 

今年のスーパーGTは最高でした。
去年ように、毎戦、胸につっかえるようなものが何もありません。
とりあえず、今、スカッとしています。

 

ただ、残念だったのは、
今年は表彰台に乗るような立派な成績を出してくれても、
なかなか素直に喜んではしゃぐような気持ちになれなかったことです。
予選で2位につけたりしてくれたので、
変に期待を余計に持ってしまったのでしょうか、

 

特にSUGOでは2位に入賞したのですが、
途中でほんの一瞬ではあったのですが、トップに立って、
でも、すぐに抜かれての2位は、
残念な気持ちが先に立ってしまい、喜ぶ気になりませんでした。
ドライバーの二人は本当にがんばって2位に入ったのに、
表彰も見ずじまいで帰ってきてしまいました。
飛行機時間の関係があって、
レース後、サーキットに長くいられなかったのですが、
それにしても、あのレースでは、
表彰台の二人のドライバーを祝福しなければならなかったと、悔やんでいます。

 

いずれにしても、2013年のスーパーGTは、
結果として良かったと思います。
浮き沈みはありましたが、
#37は、いつも気がつくと、
いつの間にか上位を走っていましたし、
「このレースこそは、優勝したい。」という気持ちを持ち続けられました。

 

もちろん、結果があまり良くなかった時は、
私達の気持ちも沈みましたが、
それでも、決してやけっぱちのような気分にはならずに済みました。
なぜそうなのかは、たぶん、
その結果に対して納得できる平明な理由が開示されていたからでしょう。

 

物事、その結果が何であれ、理由が良く分かっていれば納得できるものです。
そういう面で、今年はたぶん、
最終戦が終わった今、爽やかな気分でいられているのでしょう。

 

来年は真剣に優勝を狙い、期待したいと思います。

 

 

ことしの最終戦「もてぎ」
予選7位は、大きな期待は持てないかな、の予感です。
スタートのアンドレア、
あっという間に7位から9位に落ち、ずるずると11位まで落ち、

 

 

これまでかと思ったら、
何とか9位まで戻しました。
まっ、いいか、って感じです。

 

 

しかし、そのあとがすごい、
伊藤大輔選手に代わってから、
毎周、トップタイムや、それに近いタイムを連発、
9位→8位→7位→とうとう6位。
私の大好きな、追い上げて、”抜いて”、順位を上げ、
スカッと6位でゴールしました。

 

今年はこれで十分です。
抜かれて2位より、抜いて6位の方が、いいですね。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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