谷 好通コラム

2021年02月03日(水曜日)

02.03.こんなことも前年比150%が続く訳の一つか

昨年4月の新型コロナ禍による緊急事態宣言以降、
休業によっていったん落ちた前年比実績が、
5月にその反動のような上昇を見せて、6月を越して7月以降、
基本的に前年比150%のペースが出来て、それが続いています。
その訳は、いくつもあって、それらが複合しているのでしょう。

 

1つには、車がハイブリット車など環境対応仕様の車が増えてきて、
比較的高価格になり、長く乗らなくてはペイしないので、
みんなが車を大切にするようになって、
KeePerのようなサービスの需要が増えてきた。
本当はこれが基本的な方向性であり、ここにある。

 

そして、新型コロナ禍以降、清潔とキレイに対する志向が強くなっている事。

 

さらに世の中の人が、マスメディアなどでの宣伝よりも
SNSなどの口コミによる評判を需要視するようになって、
ユーザーにとって本当に良いと思えたKeePerが注目されて伸びている。
宣伝広告もテレビ広告以外にWebを使った広告に切り替えたことも一因だ。

 

そしてこちら側の問題で、
8月以降、この伸びが続くことに気が付いたので、
中途採用で人員を急遽100名確保して、需要の伸びに対応できた事。

 

意外と大切な要素は、
キーパーの作業環境の整備と更新を常に行っていること。
最初は1台分とか2台分のコーティングブースが当たり前だったのが、
最近では5台分とか7台分のブースを持った店舗が増えてきて、
需要の増加に応えることが出来るようになってきている。

 

そのブースも冷暖房はもちろん、
屋根と天井も断熱処理も当たり前になってきて、
真夏での作業環境が大幅に改善されてきている。
それに伴って、キーパーコーティングの質も上がっていることが想像される。

 

今月、店舗が拡充される「大須店」は、
10年以上前に、小さな車買取りショップを改造して、
コーティングブース1台の店舗としてオープンした。
その時の店長は現在の取締役営業部長の三浦君だった。
その時の成績は良かったのか。 ・・・・・・・・・そこそこであった。

 

それが、6年ほど前に裏の土地が追加で借りられて拡張した機会に、
テントで4台分のコーティングブースを設置して、
とうとう年末には1,000万円を超すようになってきた。

 

更に広く土地が借りられたので、
みんなで相談して、さらに3台分のコーティングブースが追加されて、
道路からの視認も一層良くなる予定だ。
当然「予算」も上がる・・はずである。

 

 

こんな既存店の拡充や、改良の工事は常にどこかの店舗で行われている。

 

現在の84店舗中、二番目に古い「知立店」は、
借りている敷地が今に約二倍に広がって、
無理して二台分であったブースが、一挙にブース5台分を持った店舗になる。

 

 

関東の「浦和美園店」は、敷地が倍になって、
ギリギリ3台分のブースが、8台分のブースになって、
この春、再デビューする。
期待は大きく、新装再デビューの浦和美園店のターゲットは足立店だそうだ。

 

今年は三月以降立て続けに新店がオープンすることになっているが、
毎月二回開かれる店舗プラン会議では、
採用された物件に対する新店舗の企画デザイン、コンセプト作りと同時に、
毎回、必ず既存店の改良プランもたくさん上がってくる。
その会議には、
店舗部スタッフはもちろん、
私と社長とLABOの最高責任者である専務は必ず全員出て、
本当に熱心に時間をかけて議論する。
一回の店舗プラン会議では、
いつも最低5店舗は、新築、改善、改造が議題になって、
いつも盛り上がる。

 

既存店の実績増加は、
単に宣伝広告の結果ではなく、実は、地味な、しかし確実な改善、改造に、
いつも力がそそがれ続けていて、
確実に既存店全体がパワーアップしていることにもある。

 

しかし、最も大きて重要な要因は、
勿論、約500名になったスタッフたちの心の中にある事は言うまでもない。

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2024年4月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.