谷 好通コラム

2013年04月23日(火曜日)

4.23.終わりがない製品開発と、新しきを求める精神

昨日からSONAXのDr.ピッチが、
アイ・タック技研本社にやって来ている。
製品開発の打ち合わせと、
彼が持参したテストサンプルを使って、テスト、テスト、テスト、・・・
やっているうちに、このテストは意味があったのかなぁとため息が出るほど
細かいテストを繰返す。
繰返しては、テストの評価をディスカッションしたり、
今後の方向性を決めたりする。
一歩進んで二歩下がったり、二歩進んで一歩下がったりで、
進んでいることは間違いないのだが、
進んでいる方向が見えなくなってしまって、
一度、大きく退ってみて、全体像を俯瞰してみたりする。

 

商品の開発は、
やればやるだけ着実に前に進むものではない。
開発の方向と見通しを、直感的に探りながら、
粘り強く繰返されるテストの積み重ねで、ようやく光が見えてくるものだ。
新しきを求める開発は、
99.7%の無駄と、0.3%の直感と、100%の客観性を保つ粘り強さの結晶だ。

 

 

これが何のテストなのか説明しようと思うと1時間くらいかかります。

 

 

20才年齢は違うけれど、この二人は親友です。
妬けるほど信頼し合っているのが分ります。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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