谷 好通コラム

2019年12月16日(月曜日)

12.16.環境との共生の巨大建築

来年の東京オリンピックのメイン会場になる新国立競技場に
“鳥の巣”が造られて困っているというニュースがあった。
ヒヨドリであろうか、ムクドリか、スズメか、はたまたその全部か。
いずれにしても、
素晴らしい話だと思いませんか。

 

平和の祭典であるオリンピックのメインの会場の、
しかも最新のデザインと技術で造られた巨大な建物に、
恐竜の生き残りである鳥類の
しかも”小鳥”が、頼みもしないのに、
子供を産み育てるための家である”巣”を、
自らの意志で、造ってくれて、棲んでくれているのだ。
そういう小鳥は、
病気を媒介する蚊や、不潔なハエなどを食べてくれる。
蚊によく刺される人には、何よりの強い味方だ。
フンが汚い?
汚ければ洗えば取れる。
服に着いたって、頭の髪に着いたって、
どおってことはない。拭いて取って、あとで洗えばいい。
車の塗装に着いたら、塗装が傷む?
それはいかん。
でもKeePerをすればいい。浸透力のインセクトリムーバーで一発で取れる。

 

小鳥が大喜びで巣を造る建物なんて、
素晴らしいと思いませんか。
現代建築のテーマは環境との共存、共生だそうだ。
ドンピシャではないか。

 

小池知事はどう言うだろう。
素敵だと言うだろうか。
汚いと言うだろうか。
「小鳥に罪はなく、何よりも自然なので共存したい。
フンが少し汚いのは、世界中の人に私が「ごめんなさい」と謝ります。」
なんて言ったら、好感度急上昇・・
世界のトピックスになるはずだ。

 

いっぱいの小鳥の巣と小鳥の鳴き声に囲まれての
平和の祭典オリンピックの開会式なんて、歴史に残るかもしれない。

 

決して追い出し作戦などしてはいけない。
決して決して可憐な彼ら、彼女らを殺したり、追い出してはいけない。
そんなことをしたら、
また、日本は化石民族だと言われてしまう。
小鳥と共存できない人間なんてたかが知れてる。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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