谷 好通コラム

2013年03月11日(月曜日)

3.11.あっという間に真冬に戻ったかのようですが

きのうは驚きました。
本社の事務所で畠中常務と鈴置常務たちと
会社として提出しなければならない資料を共同で作っていた頃です。
あれだけ暖かかく、春がやって来たと喜んでいたのに、
強い風と共に雨が降って、
いっぺんに10℃は下がったかのように寒くなりました。

 

雨が降った後の車には、黄色い砂埃がひどくこびりついています。
これはひどい黄砂だと思いましたが、
昨日の場合は、必ずしも黄砂ではなかったようです。
強風で巻き上げられた土ぼこりが煙のようになって舞い
雨と一緒に落ちて来たもののようです。
少なくとも関東地方ではそうであったようで、
その土ぼこりを「砂嵐」とか「煙霧」とか、言っていました。
私達の中部とか、黄砂が多い九州などではどうだったのでしょうか。

 

いずれにしても、季節が入れ替わるこの時期は、
梅も楽しみましたし、もうすぐ桜も咲く頃で楽しみもいっぱいですが、
何千万人もの患者がいるであろう「花粉症」、
そして気温の急激な変化と、
なにかと負担の多い時期でもあります。

 

 

3月11日は、永遠に忘れられない日になりました。
お亡くなりになった1万数千人の方々のご冥福を、心よりお祈りいたします。
あの東日本大震災が、
東北の多くの人の人生をいっぺんに変えてしまいました。

 

私達に出来ることは、それぞれにあるのでしょうが、
私で言えば、少なくとも、スーパーなどに東北産、
とりわけ福島県産の野菜やくだものなどの食料や、製品が売っていたら、
わざわざ選んででもそれを買うことだと思っています。
案外、それが一番の応援になるのではないでしょうか。

 

市場に出てきているものは100%安全なものばかりです。
東北産、とりわけ福島県産だから、
なんとなく気持ちが悪いと言って、
買うのを避ける行為、差別的な行為が、
復興を目指して頑張っている人々を、
もっとも悲しませ、苦しめている残酷な行為になっていると思うのです。
絶対に大丈夫なのだから、頑張って作ってくれている人を思いながら、
東北産の野菜や魚を喜んで食べたいと思います。

 

子供の健康が心配だとするお母さんがいるとしたら、
市場に流れているものはそれも100%、絶対に安全だということを、
知性と理性の中でキチンと確信していただきたい。

 

震災からの復興に頑張っている人を応援するのは、
募金でもあり、ボランティアもそうなのでしょうが、
私達が日常的にいつも出来る最大の応援は、
東北産、とりわけ福島県産を“買う”、“食べる”ということだと思っています。

 

さぁ、これから春がやって来て、
東北からいっぱいの野菜が届くでしょう。
私は野菜が苦手なので何があるのか知りませんが、
わが健康のためにも東北の野菜をいっぱい食べようと思います。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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