谷 好通コラム

2012年10月21日(日曜日)

10.21.ダイヤモンドキーパーとクリスタルキーパーの違い

ダイヤモンドキーパーも、クリスタルキーパーも同じく
ガラス質皮膜とレジン皮膜の二層構造の
キーパー独自のハイブリッド型ボディガラスコーティングです。(特許登録済み)
ダイヤモンドキーパーは5年耐久で、
1年に一回Aメンテナンス又はBメンテナンスを受けていただきます。
クリスタルキーパーは1年ごとに1回、繰り返すタイプのコーティングです。

 

ダイヤモンドキーパーとクリスタルキーパーの違いは、
一層目のガラス質皮膜の厚みと密度が違います。
ダイヤモンドキーパーのガラス質皮膜の厚みは、
塗装面のミクロの凸凹を埋める形で形成されますので一概には言えませんが、
数十ナノメートルです。
研磨され平滑化され乾燥状態の塗装面に(定着を良くする為)
ダイヤモンドキーパーケミカルを厚く塗って、
ホコリのかからない所で空気中の気体の水、
つまり湿気をじっくりと吸わせて
加水分解させシラノール基を生成させます。
その後数時間かけて縮合反応により硬化させてガラス皮膜を形成します。
十分に硬化して厚みを持った密度の高いガラス質皮膜の上に、
よりツヤを出しウォータースポットを強力に防ぐ「レジン皮膜」を形成して
仕上げます。(特許申請中)

 

ダイヤモンドキーパーは5年間の耐久力を持たせるために
手間のかかる手順を踏みます。
ケミカルも、ダイヤモンドキーパーは、クリスタルキーパーの三倍使用します。
(施工時間Mサイズで約5時間)

 

 

それに対して、クリスタルキーパーは
1年間で繰り返すタイプのハイブリッドガラスコーティングで、
基本的に研磨は行いません。
ガラスケミカルを液体状の「水」で強制的に反応させます。
実際には、ボディを水で濡らした状態で
スピーディーにガラスケミカルを塗り広げ、
瞬間的に加水分解反応を起こさせシラノール基を生成させ、
塗装の凸凹を瞬時に埋めながら、
縮合反応によりガラス質皮膜を形成します。
多少塗装面が傷んでいても、瞬時に、
しかも皮膜全体を同時に反応させるので優れた埋め効果があり、
よほど塗装面が傷んでいない限り研磨作業を必要としません。
(研磨が必要な場合は、オプションで「軽研磨」が用意されています。)

 

ガラス質皮膜の部分はダイヤモンドキーパーに比べると
厚みと密度ともに低く出来上がります。しかし、
いかなる環境下での1年の耐久性を獲得しています。(第三者機関で実証)
この瞬間反応で作ったガラス皮膜の上に、
ダイヤモンドキーパーと同様のレジン皮膜を形成します。

 

 

ダイヤモンドキーパーは、ガラス質皮膜を高い密度で厚く造って
ガラス質皮膜に5年間の耐久力を持たせ、
メンテナンスでレジン皮膜だけを入れ替えるのが、Aメンテナンス。(約1時間)
Bメンテナンスはレジン皮膜を入れ替えるだけでなく、
その下のガラス皮膜の手入れもして補強もします。(約2時間半)
クリスタルキーパーは、初回施工以降、1年毎の施工で、
レジン皮膜のすべてとガラス質皮膜の大部分を入れ替えます。(約1時間半)

 

いずれのキーパーのガラスボディコーティングも、
新車でも、数年経過した車でも施工できます。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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