谷 好通コラム

2019年11月18日(月曜日)

11.18.今年は何かにつけて二番目の年か

今年のスーパーGTで我らが#37KeePer TOM‘S LC500は、
平川亮選手とニックキャシディ選手の手によって、
シーズンポイントにおいて、昨年と同様2位になった。

 

2017年はシーズンチャンピオン

 

2018年は最終戦において元F1チャンピオンジェンソンバトンに
迫ることわずか1.5秒足らず、惜しくもシーズン2位に甘んじた。

 

2019年は最終戦において優勝するも、
#6WAKO Le Mans LC500が、奇跡的に2位に入って、
わずか2ポイント差で、惜しくもシーズン2位に甘んじた。

 

去年も今年も残念ながらチャンピオンを失したが、
三年続いて1位、2位、2位となった訳であり、
“15台”で争われるスーパーGT500クラスにおいては抜群の成績だった。
これは何ら文句を言うような成績ではなく、超優秀な#37と言える。
日本最高峰のレースでこの成績をもらって
私達は最高に幸せなスポンサーとも言える。

 

しかし、
TOM‘Sの創始者である舘信秀氏のいつもの言葉が胸に刺さる。
「二番以下はドベと一緒だ。一番でなきゃいかん」
勝負事は、みんな同じなのかもしれない。
2番になっても、負けて2番になったという感覚が抜けず、
もうちょっとで1番に成れていた2番でも、負けて2番になった意識だ。
亮もニックも、ちっとも嬉しそうではない。

 

インタープロトスポーツ(略IPS)のレースがあった昨日、
昼食の席に平川亮選手が挨拶に来てくれた。
来年はどうするのか。

 

 

応援に来てくれた弊社二番目の事業サポート本部長である
小野取締役夫妻。

 

 

この日二番目のメインイベント「競争女子レース(略して競女)」
VITAという本格的なレースカーで日本選りすぐりのトップ女子が、
信じがたいようなバトルを繰り広げて、
日本女子トップを競うレースだ。
このレースにはKeePerのロゴを背負って、
沖縄の翁長(おなが)選手が出場している。
初レースではデビューウィンを飾って、
今年ぶっちぎりかと思ったが、最終戦まで闘いは続いて、
最終戦で残念ながら2位になったが、
年間ポイントではトップと同ポイントに並ぶも、
最終戦のベストラップタイム車に1ポイントが与えられるが、
翁長選手はベストから2位のタイムで、結局、シリーズポイントでも2位。
目にいっぱいの涙を浮かべて、
席に報告に来てくれました。
こういうファイトと礼儀を備えた選手は応援したいですね。

 

 

さて、本番のIPSでは、KeePerを背負っている福住選手は、
今シーズン途中からの参加で、シリーズポイントでは蚊帳の外であった。
だから、平川選手と仲が良くて、
昔一緒にスーパー耐久レースに出ていた中山選手でも応援しようと、
いつものように大迫力の第1コーナーに陣取って見ていたら、
中山選手はこのレースで3位に入って、ベストラップタイム賞まで取れば
シリーズポイントがトップなってチャンピオンになる所だった。
しかし、
最後の最後まで3位をキープしていたのに、
我らがKeePerの福住選手が、最終ラップの1コーナーで、
中山選手をぶち抜いて、4位に蹴落とし、
ひそかに応援していた中山選手を、シリーズポイント2位にしてしまった。

 

 

今年は、とことんシリーズ2位ばかりで、何かにたたられているのでしょうか。

 

 

しかし、我が息子の彼女?のタロット占い師さんが、
「あと半年の間に、二度目の、大きな幸運があります。」と言ってくれた。
彼女はあの事をあたかも知っているかのように、たぶん、見事に言い当てている。

 

今年一番の富士山。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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