谷 好通コラム

2010年11月02日(火曜日)

2647.何のための空港レストランか

 

昨日夜11時近くに上海から中部空港に帰ってきて、
今日は、仙台から夜10時に中部空港に到着する飛行機に乗っている。

 

仙台⇒名古屋の便は夕方が不便だ。
午後4時45分の次の便が午後8時半のラストの便しかなく、
仙台で仕事を終えてから中部に帰ろうと思うと、
この午後8時半の飛行機しかない。
名古屋便はなぜか乗客が少なく、
減便になってしまったようだ。
今乗っているこの便もボンバルディアDHC8-Q400、
76人乗りのプロペラ機である。

 

プロペラ機は嫌いではないが、
私の万年カバンはこの飛行機の荷物入れに入らないので、
紙袋をもらってPCを入れて
カバンを貨物室に預けなければならないので少し面倒くさい。

 

仙台の研修会ではかなり力が入ってしまった。
明日、久しぶりの「単純休暇」を宣言しているので誰も用件を入れてこない。
だから、今日は力を出し切っても大丈夫なのだ。

 

しかし、力を出し切ったからなのか、夕方には猛烈にお腹が減って、
仙台空港に送ってもらってからは空腹のきわみで多少イライラした。
空港でチェックインした後、いつもの喫煙席のあるレストランに行くが、
[営業終了]と札がかけてあった。

 

「くっそー、飛行機の発着が終わるまでは開けとかなきゃ、
空港レストランの意味がないじゃん。」と
独り言でぶつぶつ言って、
仕方がないのでボディチェックを受けて待合室に入る。

 

中の待合室には喫煙ルームがあり、そこで自棄(やけ)タバコを吸う。
しかし、だんだんタバコを吸いを続けるのも面倒くさくなってきた。
かといって、禁煙者どもの嫌がらせに屈してタバコをやめるのはなんとも悔しい。
どうでもいいことだ。

 

1本だけ喫煙ルームでタバコを吸って、
ふと、ボーディングカウンター脇に「お茶漬け」売っている売店を見つけた。
だし汁でどんぶりにお茶漬けを造って、テーブルで食べられるのだ。
その茶漬けがうまかったこと。
腹が減っていれば何でもうまいというが、・・・・・

 

どうでもいいことを書き続けているのは、
11月のスケジュールがちょっと憂うつに思えているからなのかもしれない。

 

すでに月末まで研修会の予定がびっしりで、ほとんど隙間がない。
研修会で全国を回っていくのは、むしろ楽しみで、
たくさんの人にお会いしてお話することができるのは、最高に楽しみなのだが、
スケジュール自体にほとんど隙間がないので、
その時にやりたいと思ったことが何も出来ないでいることは苦痛だ。
もっときついのは、
日常の社長としての仕事がなかなか進まないことで、
夜遅くに無理してやるが、それで睡眠時間が取れなくなって
日中からアクビがとまらない寝不足状態になってしまっていることだ。

 

若い時のように、極端に少ない睡眠時間でも平気で動き回るようなスタミナは、
やはり、もうない。

 

ねむい。

 

プロペラ機は高度が低いので、いつもと違う航路を飛ぶようだ。
関東のどこかの上空から、どこかの町の夜景がきれいだった。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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