谷 好通コラム

2010年10月27日(水曜日)

2641.二日がかりの短いブログ

本日は、地元の名古屋(正確には愛知県大府市)でのキーパープロショップ研修会。
移動がないので、スケジュール的にはゆったりだが、
地元での開催は会を始まるまで
なかなか自身の緊張感が高まらないのが困りものだ。

 

ホームでの仕事は油断しがちで危ない。
今日の朝に見た「星占い」では、
私の星座「うお座」はドベから2番目で、
謙虚さを欠いた発言に気をつけるようにとあった。

 

これを書いているのは研修会の中の参加者による「ディスカッション」の時間。
約45分間の話し合いの場で、
参加者が一番楽しみにしている時間かもしれない。
それぞれ店舗の生の声や聞ける。
悩みも聞こえるしその解決法も実際の現場での体験から出てくる。
私も参加したいのだが、
私が参加するとそのグループでは私がしゃべりすぎて、
ディスカッションの場でなくなってしまうので、あえて引くことにしている。

 

ホームでの開催では直前までなかなか緊張感が高まらない弊害も、
会が始まったらすぐ解消する。
私はもともと図太そうな顔しているが、
本当は、どこの会場でやっても研修会の4時間はずっと緊張のしっぱなしなのです。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・
と、ここからは次の朝、新横浜に向かって新幹線の中で書き始める。
研修会の日程が始まってから色々な用件が日中に出来ず、
会が終わった5時半くらいから始まるので、
昨晩も夜9時過ぎまで会議があって、
家に帰り着くのが夜中になり、
ご飯を食べてからこのブログの続きを書こうと思ったが、つい寝てしまった。
だから今、また書き始めている。

 

今日は相模原で研修会をやった後、
羽田空港内のホテルに泊まって、そこで得意先と打ち合わせをし、
翌日の朝7時40分の飛行機で帯広に飛ぶ。
帯広はもう冬になっているらしい。
急に冷え込んだのでSSはどこも冬タイヤへのはめ換えラッシュになっているはずだ。
研修会への参加者が出席出来るのかどうかが心配になる。

 

猛暑が本当に明けたのはやっと10月に入ってからであったような気がする。
一ヶ月もしない間に今度はもう冬か。
温暖化現象が進むと、
西太平洋やインド洋付近の海面温度が
異常に上昇するエルニーニョ現象とかラニーニャ現象とかが起こり、
夏は異常に暑く、冬は異常に寒くなる地域が頻発するらしい。
夏と冬の温度が大きくなって、
秋と春がそれぞれ一つの季節ではなくなり、
秋は夏から冬への通過点であり、春は冬から夏への通過点でしかなくなってしまうのか。

 

人間は自分たちのことだけ考えて、
地球に同居する数百万種類の他の生き物のことをまったく考えずに文明を築いてきたが、
それが自分の存在をも脅かす今の事態になって初めて慌てているのかもしれない。
それは社会生活の中で
自分のことばかりを自己中心で考えていると、誰からも相手にされず、
いつか孤独になって、被害妄想の泥沼の中に沈んでいく人の姿に似ているかもしれない。

 

本当はもう遅いのかもしれない。
それでも、人は決して希望を捨てる生き物ではないので、
何とかなるかもしれない。どちらだろう。

 

今年1年間は本当に富士山の姿を見ることが出来ていない。
あれほどしょっちゅう見られた富士山の姿を見られないのは、
ただの偶然ではないような気がしてならない。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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