谷 好通コラム

2010年07月13日(火曜日)

2550.理性のスイッチがOFFになるお酒

私は酒を飲むとすっかり気が緩んでだらしなくなる。
ふざけた話しか出来なくなってしまうのだ。
仕事の関係の人と飲んでも、仲間たちと飲んでも同じだ。
酒を飲みながら仕事の話をするのはダメではないが、真面目な話は出来ない。
飲みながら、食べ、笑う。ただそれだけ。
酒を飲みながら真剣な仕事の話は出来ない。

 

しっかりとした酒の強い人は、
酒を飲みながらでもキチンと真面目に仕事の話をされるが、
私はとんとダメだ。
相手がいくら真剣な話をされても、
つい、ふざけた話を混ぜて、話を茶化してしまう。
イカンなぁと思うのだが、酒は私をだらしなくするのだ。

 

酒は人間の神経を鈍くして緊張を緩めるものだから、
とりあえず笑いたくなって、
みんなで笑えるような話をしたくなるのは自然だと思うのだが、
この場合、品のいい笑いではなく、出来れば馬鹿笑いをしたくなるのは、
私自身に品(ひん)がないからであろう。

 

人にはすでに備わった「品格」というものがあるようで、
お酒を飲みながら、音楽の話をしたり、スポーツの話や、政治の話、
もちろんBGMは静かなジャズだろう。
たまには私もそんな真似をしてみるが、やっぱり合わない。面白くない。

 

酒はあくまでもがばがば飲んで、
体に悪いカロリーの高いものを食って
バカ話をして、大笑いするのが基本であり、
あくまでも品格のない酒なのである。

 

そんなことばかりをやっていると、
絶対にデブが進行してしまうし、健康にいいわけがない。
だから、出来るだけ酒の量と食べる量は控えめにしようと、飲む前は思うが、
飲んで酔いが回ったら、例外なくブレーキが外れる。

 

酒を飲んで仕事の話をするのは決してキライではない。
私は仕事が大好きであるし、仕事の話も大好きだ。
酒を飲んでこそ出来る仕事の話もある。
しかし、酒を飲むと、
私の場合、理性のスイッチがOFFになってしまうのだろう。
言わなくてもいいことが大量に話の中に混じり、
話を茶化すだけでなく、訳の分からない議論を吹っかけたりして始末が悪い。
品も、格もあったものではないのだ。

 

ここまで自分の酒を自虐的に言うのは、
昨日、横浜で酒を飲んだのだが、また、飲みすぎたのだ。

 

20年前に私の運命を左右するほどお世話になった人と
20年ぶりに話をする機会があったのに、
まともに話をする前に、
またもや、いつもの自分だらしない酒のペースになって、
ブレーキが外れ、理性のスイッチがOFFになって
バカ話をしてバカ笑いをして、飲みすぎた。
何を話したのかはほとんど記憶がないのに、
ご馳走になったのに余計なことを言ったことだけは憶えている。

 

散々訳のわからない話をした挙句にご馳走になってしまいました。
渋谷さんごめんなさい。黒木さんごめんなさい。
今度また、理性のスイッチがONの状態で、しっかりと話させてください。

 

 

すでに出来上がっている。

 

 

完全に酔っ払っている。

 

 

今晩も、札幌で仲間たちと飲むことにしている。
今日こそは気をつけよう。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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