谷 好通コラム

2009年11月15日(日曜日)

2352. 五番の「№25 GTI」

今日は仙台SUGO国際サーキットで、
ゴルフGTIカップレースの最終戦。
26周で争われるセミ耐久レースで行われた。

 

結果を言えばゴルフクラス8台中の五位。
あれっと言う感じの結末であった。

 

セミ耐久レースなので、一回のピットイン(1分)が義務付けられているだけで、
今回はドライバーは1人でも2人でもOKであり、
私たちのチームは「谷 好通」と「畠中 修」の2人ドライバーで出場した。

 

2人とも昨日の結婚式があったので、
今日の「予選」で初めて走る文字通りのぶっつけ本番。
しかし、昨日の仙台は「雨」であったので、
みんなあまり走らなかったらしいと聞いた。いずれにしてもラッキーと考える。

 

予選、まず畠中。こやつは、レースは、そこそこ速い。
二年ぶりのSUGOサーキットで、ぶっつけ本番で予選三位。
トップの浜崎大選手は別次元の走りを見せぶっちぎりのトップ。
2位は、ドイツから招待されたドイツGTIカップレースのチャンピオン。
それに次いでの三位だから、実は本当にすごい。

 

私は、、中々立ち上がりが遅いので
予選でのたった6周は初期練習でしかなかった。
畠中選手から3秒遅れで、予選タイムからは関係なし。

 

決勝は午前11時から、
スタートドライバーの畠中は、スタートをちょっと失敗して、
スタート直後の1コーナーで勅使河原選手にインを差され、すぐに4位に転落。
しかし速さとしては畠中選手が一枚上、
いくつかのコーナーで勅使河原選手を追い詰め、6周目ぐらいに3位に浮上。
そのまま勅使河原選手を引き離しつつ、
私とのバトンタッチは16周目。
ドライバーチェンジは非常にスムーズに行った。はずだった。

 

 

余裕たっぷりの1分ちょうどで再スタート。

 

コースに合流したとたん、真後ろに勅使河原選手がいたのにはびっくりした。
明らかにうろたえて、コーナーで姿勢を崩し、
あっという間に抜かれてしまった。
これでまた4位。

 

自分の後ろには同クラスの車は見えない。
4位のポジションのまま、
私もやっと本番の走りになってきてタイムも上がり、
勅使河原選手を追って一時は間を詰めていったが、追い詰めるまではまったく行かない。

 

4位のポジションままゴールしたが、
実際は5位であると言われた。

 

ピットインの妙と言うか、
早いタイミングの9周目にピットインして1分をこなし、
コースに戻った塙選手が、
畠中選手が16周目にピットインして私にドライバー交代した時点で、
塙選手が30秒以上先になっていると言われたのだ。
どう考えてもつじつまが合わない。
つまり、3位だと思った勅使河原選手が4位。私達が5位。
何か狐に鼻をつままれたような気分だが、納得するしかなかった。

 

不完全燃焼のまま終わった今年のゴルフGTIカップレース。
しかし、
これで、私のレースが終わった。

 

 

レースはもうこれを終わりとして、すっぱりと足を洗う。
と、決めた。
だから、もうレースを走ることはない。

 

たぶん・・・

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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