谷 好通コラム

2009年11月10日(火曜日)

2348.雨激しく風強く荒れる秋

この秋、雨が多く、今日の福岡では激しく雷が鳴り豪雨であったらしい。
明日は日本各地の太平洋側で同じように荒れるようだ。
天気予報は実に良く当たる。
4日とか5日後に昼から雨が降るとか晴れるとか、
そんなに先の事まで、そんなに詳しく、なぜ分かるのだろうか。
天気予報の情報が気象庁発だけの時はこんなには当たらなかったような気がする。
何とか言う法律が変わって「予報士」なる資格が出来、
民放がそれぞれに予報士を持って、
それぞれが独自に競争し始めてから何年かして、
異様に天気予報が当たるようになったのではないだろうか。
何の根拠もないが、そんなような気がする。
ビジネスは競争することが進化成長の一番早周りであり効果的なのだろうか。
それにしても最近の天気予報は良く当たる。

 

世の中の不景気感がいよいよ染み渡ってきて、
洗車・コーティングのビジネスにもその影響を感じることがある。
4、5日後の天気予報に「雨マーク」が出ると、快洗隊の客足がガタっと落ちるのだ。

 

不景気で絶対的な収入が減っても、
人は、中々自分の生活水準を落とそうとはしない。
収入が減った分、出来るだけ使わなくても済む出費をなくして、
生活の水準自体は確保しようとするらしい。
洗車ならば、
何日かのちに「雨」が降る予報が出ていれば、
せっかく洗車しても、その雨でまた汚れてしまうから、
「晴れマーク」が続いてから洗車をしようと考えられるのだろう。
特によく当たるようになった天気予報で何日後の「雨マーク」が、
洗車の台数を目に見えて落とすようになっている。
天気予報が良く当たるようになったからなのか、不景気のせいなのか、
よく分からないが、たぶん、その両方なのだろう。

 

反面、1年とか数年耐久のコーティングは予約で作業を行わせていただくので、
雨マークが出ていてもあまり関係ない。
コーティングは愛車の塗装を守り、車の美しさを長持ちさせるためのものだから、
何日後かの「雨」はあまり関係ないのだ。
それでも、まったく影響しないことはないが、
コーティングの固定のお客様をたくさん持っている古い店舗は
天気にあまり影響を受けないが、新しい店舗はまさに直撃という感じで実績が落ちる。

 

今日は北神戸のキーパープロショップ研修会の2回目。
帰りは一人で中国道の西宮北インターから新名神、伊勢湾岸道を通って帰ってきた。
その道中、バケツをひっくり返したような雨。
そんな雨の中でもまったくスピードを落とさないトラックにビビリながら走った。

 

明日の天気の予報は全国的に大荒れの模様だ。
今年最後のレース、仙台SUGOサーキットでの練習で仙台に行く予定だったが、
急遽、中止した。
大荒れの悪天候の中で練習しても、
滑る路面の感覚が体に染み付いてしまうだけなので、やめたのだ。
15日のレースの本番は、正真正銘のぶっつけ本番になる。
この判断が吉と出るか凶と出るかまったく分からないが、
どちらに出ても、後悔はしない。
前日には千葉で結婚式に出てハッピーな気持ちになり、その日に仙台に走り、
翌日朝5時に起きて(たぶん)、SUGOに向かい、
受付、車検、ドライバーズミーティング、苦手なメディカルチェック、
30分の予選兼練習、今回は耐久レースなので2人で走る。
たぶん一人12分くらいの練習だろう。十分だ。
予選と決勝の間にドライバー交代の練習を必死にやって、午前中に決勝。
いつものレースよりもきわめて短時間にスケジュールがこなされる。

 

かえって集中出来てイイに違いない。
明日の仙台行きの中止がラッキーになるに違いない。
なるようにしかならない事もあるのだ

 

 

 

昨日は、また酒を飲んだ。
それも珍しく街に出て行って飲んだのだ。
楽しい酒であった。

 

世の中は11月に入ったとたんにクリスマスモードになる。
不思議な国なのだ。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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