谷 好通コラム

2019年08月04日(日曜日)

8.04.主観的・7月実績に見るLABO考察

(前文)
この解説は、先に出された「開示」が客観的であるのに対して
これはあくまでも私の主観的な見方を主とした解説であり、
先に開示されたものに相対するものではありません。
例えば数値的に差異があれば、それは先の開示された情報が正しいものです。

 

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今年の7月は昨年比200%に近記録的な長雨であり、
特にLABO店舗が集中している中部と関東地方では、
洗車コーティングマインドに大きく影響する日照時間が昨年比で1/3であり
このビジネスにとっては過酷とも言える悪い気象状況でした。

 

 

その悪天候に対して洗車での来店台数が大幅に減っただけでなく、
全体としての来店台数が既存店比で25.6%減少しており、
洗車台数の減少だけならば
少々の悪天候では影響の少ないコーティングが平均単価を上げるはずだが、
この月ではコーティングの台数にまで悪影響が出て、
年間を通じて増加傾向であるダイヤモンドキーパーの施工台数までが減り、
既存店全体としての台当たり平均単価が17.0%の増加にとどまっている。

 

 

その結果、
既存店としての売り上げ実績は13.0%減少の265,988千円に留まった。
また、新店舗が昨年同期から8店舗増えて全体では80店舗となっているが、
全体としての売上げも前年比7.1%減少の284,017千円に留まっている。

 

そんな厳しい状況の中でも、
新店オープンから「2年目」を迎えている準新店では、
さすがに伸び悩む店舗も散見されるが、
仙台の泉インタ―店の前年比79%増加、東京・葛飾店の前年比38%増加、
東京・246玉川店の前年比50%増加、相模原淵野辺店の前年比38%増加、
神奈川・トレッサ横浜店の前年比35%増加、
愛知・守山店の前年比101%増加、
大阪・箕面店の前年比21%増加など、
厳しい環境下でも、上昇傾向を維持している頼もしい店舗もある。
更に、既存店でも、
八王子店の前年比33%増加、師勝店の前年比27%増加など、
前年を上回る店舗がかなりあった。

 

もう一つ光明がある。
長梅雨の終盤、各地で激しい雨が降ったが、
強い撥水性で汚れをもはじくダイヤモンドキーパー、クリスタルキーパーが、
長雨で溜まった汚れを、激しい雨で弾いてしまい、
非常にキレイになってしまっているキーパー施工車が目立った。
そのせいか、
梅雨上げ後、店舗には待ちかねたように来られたお客様があったが、
コーティングを注文されるお客様に比して
洗車だけのお客様が少なかったような気がします。
特にKeePer施工のお客様が積み重なって多くなっている
比較的古い店舗でそんな傾向があり、
8月に入ってからの既存店の台当たり平均単価が1万円近くあり、
雨上がりの洗車集中時の単価の低下がみられず、
驚異的な売上スタートダッシュを切っている8月実績の源泉になっている。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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