谷 好通コラム

2007年11月16日(金曜日)

1776.北神戸はもう冬だった

今は神戸から福岡へ行く新幹線の中。

 

朝早く起きて名古屋駅に向かったが、
途中、いつもは渋滞になったことがない所がひどい渋滞になっていた。
これでは予定の新幹線の時間に間に合わなくなってしまう。
こんな朝早く一体なんだろうかと思っていたら、
10分ほどの渋滞の反対車線側に消防車が6台も止まっていた。
車が燃えたのだ。
10数年以上の前のキャデラックフリードウッド、
体がでかいだけのポンコツで、
以前、快洗隊関東統括の鈴木啓之君が乗っていたのと同じやつだ。
(鈴木君は非常に優秀なのだが、こんな面白い変な所もある。)
事故を起こした様子もないので、車自身のトラブルで燃え出したのだろう。
さすがポンコツアメ車である。
(原因?)渋滞の原因はこの火事を見る「見物渋滞」であった。
もちろん、その現場では私もしっかり見物した。(約15分遅刻)
とここまでは、まだ良かったのだが、
名古屋駅に近づいたころ、
(原因?)私は強い便意を覚えてしまい(早い話がウンコがしたくなった)
名古屋高速を降りてから、焦ってコンビニに飛び込んだ。
そんなこんなで新神戸に向かう新幹線を一本乗り遅れてしまって、
新神戸に迎えに来てくれる山戸さんに30分遅刻してしまった。

 

急ぎ北神戸店に向かう車中、
山戸さんと話していたら、
一生懸命私の話を聞いてくれていた山戸さんが高速の降り口を一つ通り越してしまった。
それで今度は、
北神戸店改装の打ち合わせのために来てもらっていた岡本さんに
(原因?)また大きく遅刻してしまった。
来年から大阪営業所と北神戸店を合体させるための改装だ。
遅刻したからといって、打ち合わせをおろそかにすることは出来ない。
そう思ってフィールドに立ち皆であれこれ話をしていたら、
足がひどく痛くなってきた。
寒いのだ。
名古屋はまだ秋になったばかりなので、ズボン下は履いてないし靴下も短い。
なのに、北神戸はものすごく寒かったのだ。
私の悪いほうの足は不用意に冷やすとひどく痛む悪い癖を持っているので、
北神戸店での寒さで痛くなってしまった。
立ったまま話すのが辛くなって、2階の事務所に登って話す。
それまでに遅れた時間を、立ったままの打ち合わせで少しでも取り返したかったのだが、
(原因?)結局、予定通りの時間がかかってしまった。

 

予定より1時間遅れの新幹線で福岡に向かっている。
福岡から久留米行きの特急に乗って久留米の福岡営業所に行き、
純水機とアクアキーパー機の発表会とキーパープロショップミーティングがあるのだが、
その始まりの時間にちょうど1時間遅刻をする。

 

1時間の遅刻の言い訳を、長々と書いた4つの原因したわけだ。
やっぱり昨日のうちに神戸に入っておくべきだった。
ここ何日か、思わぬことが続いて中々事がうまく進まない。
ついていないとも言えるが、歯車のどこかがずれているような気もする。

 

それにしても神戸市街と六甲山を挟んだ北神戸側は、
海側の神戸市街と比べると“5゜C”は寒いのでないだろうか。
ほぼ同じ緯度でも標高500mぐらいは上ったような寒さである。
これからの12月、1月、2月と冷蔵庫のような寒さが続くのだろう。
北神戸店は本当に寒いのだ。

 

この北神戸店は敷地がわずか102坪しかないが、
四台の車が余裕を持って入るコーティングブースを作ることにした。

 

岡崎店、大須店的な効果を出そうとするもので、
洗車の仕上げ、コーティング作業をブースという屋内でやることにしたのだ。
狭い敷地の中では台数をこなすことが困難で、
土日の混雑でお客様にご迷惑をおかけする事もたびたびで、
それがこの店の実績が不安定である要因の一つになっていた。
だからといって簡単に敷地を広くするわけにもいかず大きな悩みであった。

 

そこで考えたのは、
敷地の狭さで、台数を伸ばし安定させるのが困難ならば、
数は少なくてもこだわりの強いお客様に特化した店作りをしようと考えた。
洗車の仕上げも出来るだけブースでやって、
もちろんダイヤモンドキーパーなどの高価格の商品は、
しっかりとガードされたブース内で。
車のキレイにこだわりを持っている人には、
納得できる作業環境をもってアピールしようという企画である。
大した予算はないので、
ブースもオールテント張りだが、不透明な生地を使ってテントっぽさをなくす。

 

営業的にはそんな目論見を持った改装だが、
一番大きな動機は、やっぱり北神戸の寒さである。
ここで働いてきたスタッフの人たち、仲間たち、
坂田さん、山迫君、西園君、山戸さん、吉識君、中園君、井筒君、
そして今の山本君、浮田君、またたくさんのアルバイトさん、
彼らがこの寒さの中で文句一ついうことなく、
一生懸命頑張ってくれていたことが、
寒さをしのぐことが出来るブースを造る一番の動機であった。

 

 

オープン当初の北神戸店

 

 

一度目の改装で、ずいぶんイメージが変わった。

 

来年早々にかかる二度目の改装で、どんな店に変わるのか楽しみである。

 

 

北神戸の山は紅葉がきれいであったが、
少し枯葉っぽく見えた。

 

 

新神戸駅のホームから六甲山のロープウェーが見える。
この駅は、六甲の山腹にある。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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