谷 好通コラム

2006年12月05日(火曜日)

1526.体に力がみなぎる

二日間のお留守でした。

 

二日間とも事務所にずっといて、
その間、誰かと話をしているか、文章を書いているかどちらかであり、
つまりずっと言葉を使っていたわけで、
こんな時には、家に帰ってから文章を書こうと思っても、
頭が言葉を拒否してしまうようで、コラムを書こうともしなかった。

 

事務所に居ると、ものすごい量の仕事が出来る。
事務所に居るということは、
外部の人とお会いするにも相手がこちらに来てくれるわけで
私自身には移動のロス時間が全くないということであり、
だから、居る時間のほぼすべてが有効な時間として仕事にあてることが出来る。
では、ずっと事務所に居て、
いっぱい仕事をしていれば、一番効率的なように思えるが、
そうではない。

 

仕事をする材料は、そのほとんどが外にあるのだ。
つまり現場にある。

 

色々なアイデアも、現場にいてこそ浮かんでくるし、
判断すべき材料も、状況の把握も、すべて現場に存在していて、
中に居てはそんな材料がちっとも得られない。

 

現場得た材料を動力としてこそ、事務所でいっぱいの仕事が出来るのだ。

 

明日は大阪に行くし、明後日は静岡に行く。
年内は19日が空白であるだけで27日まで予定がびっしりと入っているし、
2回の日曜日は空いてはいるが、
どうせ何かが入ってくるに違いない。それでいい。
28日からは、毎日、事務所で大量の書き物をしているか、年末の快洗隊を巡る。
31日まで、いっぱいの予定で埋まっているとホッとする。
自分がやりたいこと、あるいはやらなくてはならないことが
自分から作った予定で毎日が埋まっていると、それだけで充実した気分になれる。
目的に一歩でも近づけるような気がして体に力がみなぎる。

 

おまけに来年の1月の予定までも、もう半分近く入っていて、
ちょっと腹いっぱいではある。

 

何かを目的に持つならば、
その目的に行き着こうとすれば、
そのステップを一つ一つこなしていくために、
やらねばならないことが山ほどあって、自分の人生の長さを思えば、
ぼやぼやなどしている暇はまったくなく、
最も効率よくステップを上がることを考えるならば、
自分で自分の予定を作り上げていくしかないのだ。
人の都合で自分の予定を埋められる暇など無いので、
自分で自分の行動を緻密に作り上げて行くしか方法はないのだ。

 

別に生き急いでいるわけではない。
自分がこの世においてやれるだけの事を、出来うる限りやりたいだけだ。
自分の価値観において、
やるべきことと考えたことを、
妥協することなく、自分に言い訳をせずに、
全力でやれるだけのことをやりたい。

 

と言っても、別に悲壮感を持っているわけでもない。
こめかみに青筋立てて、息を荒げながらやっているわけでもない。
たくさんの仲間たちと、時には冗談を飛ばしながら、楽しくやって生きたい。

 

自分の価値観から生まれたその目的が、
自分も含めて皆が楽しくなるようなことならば、
自分の時間のすべてを埋め尽くし、全力を尽くしてでも、
それ自体が楽しい事に違いないのだ。

 

それが、たとえば、「日本に新しい洗車文化を」か。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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