谷 好通コラム

2006年11月18日(土曜日)

1514.昨日今日六つの話

今日は思いついたことをそのまま、いっぱい書いてみることにした
昨日と今日の六つの話。

 

? 昨日、朝一番で名古屋駅から東京に行って来た。

 

名古屋を出る時はほとんど雲も無いほどの晴天で、
今日こそは富士山を見ることが出来るのではないかと期待したが、
清水を越したぐらいから雲が空を覆って、やっぱり今回も富士山とは会えなかった。
これで多分20回くらい連続で富士山にフラレてしまっている。
富士山は私を見放したのであろうか。

 

 

? それでも、昨日の東京行きは最高であった。

 

特に変わった用件ではなかったのだが、
瓢箪から駒とはこのことか、
一つの何気ないアイデアが
先方も良い、先方の他の都合にも良い、私たちも良い、もちろんお客様も良い。
そんな「一石四鳥」のような名案となったのだ。
一石二鳥はたまにあっても、一石四鳥というのはそう滅多にあるものではない。
富士山は見えなかったけれど、
こんなにいい事があったところを見ると、
富士山だのみであった私の東京行きは、富士山から少し自立できたかもしれない。

 

 

? 最高のエコを弱者の味方を邪魔者扱いか。

 

名古屋駅の周辺にも、自転車が歩道のあちらこちらにかたまって置いてある。
その歩道には「駐輪禁止」と書いてあって、
その場所に自転車を置いてはいけないことを示している。
「歩行者の邪魔になるから」ということなのだろうが、
これは絶対におかしいと思う。
自転車は完璧にCO2などの排ガスを出さないエコな移動手段である。
自転車で駅まで来て、これまたエコの優等生である鉄道に乗っての通勤通学は、
環境保護にとって一番理想的なのではないか。
そして自転車は健康のための良い運動にもなる。
体重が足の負担にならないので、デブには最高の健康のための運動道具でもある。
また、駅の近くに住んでいて公共機関を使うまでも無い人で、
でも足が悪く、歩くのはとてもしんどい人には自転車は救世主であろう。

 

最も公共性の強い鉄道の駅に自転車置場が優先して作られていないのはおかしい。
最もエコであり、健康的であり、軽障害者の味方でもある“自転車”を、
最も優遇されるべき移動手段にすべきなのではないだろうか。

 

話に全く関係ないが、
福岡空港に地面に書いてあった不愉快な、“タバコはここで吸えっ!”マーク。

 

 

? よく喋る機械課の連中

 

今年六月の快洗Wingの発売に伴って、
新しい立場として機械課というセクションが、
全国の営業所にまたがって横断的に作られている。
全部で八名。
北から本郷、佐藤、菅野、
中園、門田、天野、そして開発部の森部長、増田係長(一昨日から係長になったのだ)
彼らは、他のスタッフと同じように洗車・コーティング等のインストラクターも出来て、
同じように営業活動も行なう。
たまには快洗隊の応援にも駆り出される。
その上で、快洗Wingの据付のための土間作りとか、消防署への届けとか、
実際のWingの据付とか、点検、修理などをこなす。
頼もしい奴らだ。

 

昨日、はじめて機械課全員集合してのミーティングが開かれた。
彼らはよく喋る。
自分に自信を持っているのか、発言の言葉にも力が有る。
・特に広島にいる「どんなもんだの“門田”(モンダと読む)」は、
積極的かつ力強く、大躍進中の中国四国営業所の立役者になっているのだろう。
・途中から参加の“中園”もいい顔になって来た。
しっかりと技術を憶えてきたら、もっともっと自信を持つだろう。
・表情の動かない“天野”は一見何を考えているかわからないが、
喋りだすと、発言の内容がしっかりしていて感心することが多い。
しっかりと福岡営業所の一員となっている。
・仙台から本社の愛知に出てきてくれた菅野は、エネルギーと善意の塊となって、
本社営業所に大きな活力を与えていてくれる。
・ほんの先日、札幌から東京に転勤してもらった佐藤大樹は、
自他共に許す北海道大好き人間だが、
東京での生活も、彼の人生の中で貴重な経験になってくれると思う。
技術の面、やる気の面、信頼性の面にいずれにおいても信頼できる男だ。
・仙台の本郷は“天性のポジティブ”である。
本当は機械についてはあまり専門的な技術を持っていたわけではないが、
アイ・タックに入ってから集中的に教育をうけている。
インストラクター・営業にも期待を持っている。

 

開発部の森部長と増田係長は、彼らと話しているのがとても楽しそうで
よく喋る。そしてみんなもよく喋る。
活き活きしていたのが印象的であった機械課のミーティングであった。

 

※うっかり、写真を撮るのを忘れてしまった。

 

先程から、福岡行きの飛行機に乗っている。
降下して雲の中を通過している間、いやな揺れ方をしている。
ただ今午前10時過ぎ。

 

 

と、ここから午後4時過ぎ、
博多で結婚式に出席してから
福岡空港から名古屋行きの飛行機の中でまた書き始める。

 

 

? 激しく揺れながら福岡空港に飛行機が降りて、

 

空港の通路を動いていく間、飛行機がしばらく停止した。
通路が混んでいるのか「少し時間がかかます。」とアナウンスされた時、
一人のおじさんがトイレに向かって走って来た。
オシッコがしたかったのであろう。
そうしたら、女性客室乗務員が「ダメです。まだダメですっ。」と、
厳しく静止した。
気の毒に、おじさんはスゴスゴと自分の席に戻って行った。
私は、思った。
「いいじゃないか。
飛行機がしばらく停止しているとアナウンスしたんだから、
トイレぐらい行かせてやれよ。
マニュアルだけがルールじゃないだろ。
これがアメリカや中国やヨーロッパだったら、絶対に“ダメッ!”なんて言わないよ。
CSのホントの意味分かってないんじゃない?
作った笑顔こそがCSなんて思っていたら、とんでもないよ。
あんた達だって、オシッコを我慢している時のツラサはわかるだろっ、」と、

 

もちろん、私もその時、オシッコを我慢していたのだ。
人のつらさは、その身になって見なければ解らないものだ。

 

 

? 今日出席した結婚式は、
九州にある代理店の社長の息子さんの結婚式。
私は新郎新婦ともまだお会いしたことがなかった。
だから、どちらかと言うとお付き合い的な結婚式の出席であり、
知っている人がいるかどうかすら分からず、心配であった。
しかし、いざ出て見たら、
知っている人ももちろんいたし、
一度お会いしたかった人も何人かおられて、
「おめでたい席」もあって、式の間中ずっと話が盛り上がって大変楽しかった。

 

それに、初めて会った息子さんだが、
式の間ずっと緊張している姿を見るにつけ、
急速に親しみを感じ、
これから、彼らと彼らの会社を本気で応援しなくっちゃと、妙に本気になって決心した。

 

これを結婚式効果というのであろうか、
皆で、若い彼らを応援し、力を合わせて育てていかなくっちゃと、
本気で思ったのだ。

 

結婚式は人間関係を劇的に作り上げる絶大な効果があるのだ。

 

大変に盛大な式であった。
福岡で最高の「ホテルオークラ」(もちろん私は泊まったことが無い)

 

 

意気投合で盛り上がった私も含めてオジサンたち。
必ず近々にお尋ねすることを強く約束した。

 

 

最後は、いつものクライマックス。
「○○の目にも涙」の時間である。

 

 

福岡から帰りの飛行機は、飛び上がってからずっと揺れている。
それも、かなり激しい。
先程、「中部国際空港への降下中も激しく揺れるので、
シートベルトをしっかりと締めておくようにして下さい。」と
機長が機内放送で宣言していた。

 

気流が悪い時の空は、表情に変化があって面白い。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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