谷 好通コラム

2006年11月11日(土曜日)

1509.みんな主役だから

※パソコンの具合が悪く、一昨日からずっと不通になっていました。
このコラムも一昨日に書いたものです。

 

 

「陰の立役者」「縁の下の力持ち」という言葉がある。
企業というものは、表に出ている人達だけで成り立っている訳では無い。
表には出ないが、いなくてはならない人たちがいて、
そういう人たちに支えられて、表に出る人が力いっぱい働けるというものだ。
表に出る人、たとえば営業職の人間、役員達。
表に出ない人、たとえば出荷の人たち、管理、経理、企画の人たち。

 

営業職が商品をいっぱい販売しても、
それが正しく出荷されなければ、会社として商品を販売した事にならず、
管理、経理、企画の人たちが営業職の人たちをただしくサポートしなければ、
営業職の人間も身動きが取れなかったり、
会社そのものを運営できない。

 

表に出ない「縁の下の力持ち」は、
表に出る人たちと同じぐらい重要な役割を担っている。

 

さて、では
表に出る人たちである営業職とは、
会社の花形である。
営業職は、どんどん前に出て、舞台の上に昇って演じる主役でなければならない。
しかし、
自分に自信の無い営業職は、
舞台の袖に隠れて「縁の下の力持ち」をやりたがる傾向がある。
本当は主役でなければならないのに。

 

主役は主役らしく、表に出るべきであり、縁の下に入ってはいけないのだ。
いつも顧客に一番近いところにいて、
いつも、顧客とのコミュニケーションを持って、
顧客の役に立つことを実践し続けなければならない。
縁の下に入り込んでいる主役など、存在そのものが許されないのである。
営業職は花形なのである。

 

また、そういう意味で店舗という舞台に立つ人たちはすべて主役である。
花形なのだ。
技術を身につけ、
舞台の上で活躍するために、今日も研修が続く。

 

 

谷専務がタバコを吸った。
「禁煙セラピー」を読んで、突然、禁煙をした谷清隆専務が
とうとうタバコを吸ってしまった。

 

禁煙中は彼が
「禁煙しているんではなく、タバコを吸わない人になったんだ」と言うので、
私は、
「吸わない人じゃなくって、君は今、“タバコを吸いたい人”なんじゃない?」と言った。
この会話が決してきっかけでは無いと思うが、
専務はタバコを吸ってしまったのだ。
「久しぶりのタバコは、さぞかしうまいんじゃない?」と聞いたら、
「いやっ、一緒ですね。前と一緒です。」と答えた。

 

昨日の「塗装の理論」で、熱弁中の谷専務。
主役の一人である。

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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