谷 好通コラム

2006年10月27日(金曜日)

1500.とうとうやったのだ

今回は記念すべき1500話となる。
しかし、「とうとうやったのだ」とは、このことではない。

 

「とうとうスピード違反で捕まった。」という意味である。

 

私は30年以上無事故である。
車庫入れをする時に、ちょっとドアミラーを擦ったぐらいのこととか
高速道路の入り口で財布を忘れたのに気が着いて、
おもわずバックして、防護壁にくっついてしまったりとか(^・^)
そんな程度はあったが、
他人様と関わるような事故は30年以上一度も無い。

 

違反でも、信号無視とか、駐車違反とか、一旦停止違反とか、
そんな違反はただの一度もなく、
ただ、ただスピード違反のみであった。
それも、ここ5年以上は奇跡のように無違反であったのは、
日頃の心得の賜物でも何でもなく、
ただ運が良かっただけである。
その悪運も尽きたのか、
本日とうとう24km超過スピードで捕まった。

 

でも2年以上無違反の場合、
24kmオーバーの反則の点数のマイナス2点は、
これ以降3ヶ月間無違反であれば、無くなりゼロ点になると言われた。

 

1500話の記念すべき日に、
私は何年かぶりにスピード違反で捕まり、
めでたく、パトカーの中で反則切符を切られてしまった。
反則金は15,000円也。
1500話の日に15,000円の罰金。
なんの洒落にもならない。

 

自業自得であり、
誰のせいでも何でもない。
私が、私の責任でスピードを違反し、
24kmオーバーで捕まったということ。

 

それにしても、その時乗っていたのが
名古屋から筑波へ陸送していたKeePreゴルフ?25であったことは、
一生の不覚であり、
派手に「KeePre」と大書したゴルフがパトカーに捕まった光景は、
“逆”宣伝効果が抜群であったことは間違いない。

 

筑波でのゴルフカップシリーズ最終戦が終わったら、
私は、このKeePreゴルフを通勤車として使おうと思っていたが、
この車はあまりにも目立つ、やっぱりやめた方がいいのかもしれない。

 

パトカーの中で切符を切られている間、
警察官の一人が、
反則切符を書き入れる手を休めて、
「あの車は何かのデモカー? えっ、レースの車なの。
そうするとエンジンや何か改造がしてあるの? パワーアップとか。
えっ、ノーマルなの?
じゃ、軽量化で色々な部品が取り払ってあるのかな? えっ、それもないの。
あ~~じゃあ、ほら、ワンメイクレースとか何とかいう奴だね。
へ~~~~っ、ワンメイクなんだ。
誰が運転するの?
若くて速いドライバーを雇ったりしてるの?
えっ、あんたが運転するの!
へ~~~~っ、・・・・、そうなんだ。じゃあ、ライセンス持ってるんだ。
速いの?あなた。
でも、公道はスピード制限があるからね~~。
公道は人より速く走っちゃダメなんだよね~~。」

 

お願いだから、早く切符切って開放して・・・・・

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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