谷 好通コラム

2006年06月28日(水曜日)

1424.サンフランシスコ

ヨセミテから、サンフランシスコに向けて出発したのは午後4時ごろ。
私とトニーが交代で、
延々と山道を降りて、フリーウェーをひた走って、
サンフランシスコの近くオークランドにまで着いたのが午後8時過ぎ。
外は相変わらず暑く、クーラーを入れて走っている。

 

 

サンフランシスコの町に到着したのは、
午後9時を回っていた。
サンフランシスコは丘の上が霧に覆われており、驚くほど寒かった。

 

いつものことだという。

 

サンフランは非常に特殊な地形になっていて、
半島状になったサンフランの沿岸で、
平均温度13゜Cという非常に冷たい寒流と、
暖流がぶつかり合っていて、
霧が発生しやすい環境であり、日常茶飯事のように霧が出るらしい。

 

そして、その寒流のせいで温度が極端に低いのだ。
ヨセミテから帰ってくる途中の牧場地帯は摂氏40゜Cを越すような厳しい暑さであったが、
それがサンフランシスコに入った途端、
冷たい霧と共に、温度も極端に下がって多分22゜Cぐらいしかなく、
ジャンバーを着なければならないほどであった。

 

 

加えて
サンフランシスコは、坂の町である。
街中、“激しい坂”が縦横にあって、
ケーブルカーが、たくさんの観光客を乗せて走っている。

 

 

今回泊まったホテルは、丘の一番上にあって、
寒い霧にうっすらと覆われひときわ寒かった。

 

 

晩御飯を食べに外に出たら、みんな長袖である。
ケーブルカーの上り口のレールの様子がよく解る。

 

 

次の朝6時に起きたら、外はすっかり霧で何も見えない。
何も見物できないか?

 

 

でも、朝少しPCをやってから朝食を取ってきたら、
すっかり霧が晴れて、はるかかなたまで見通しが利くようになっていた。

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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