谷 好通コラム

2005年03月14日(月曜日)

1137.暗いホテル暮らし

この二週間、東京でのショーの仕事と、上海への仕事が、
ほぼ、くっ着いて、
ずいぶん長い間、ホテル暮らしをした感じがする。

 

ホテルでの夜が、私は大嫌いだ。
だいいち、ホテルの部屋は暗すぎるのがイヤダ。
今は、普通の家のように部屋全体が明るいホテルが増えているが、
まだまだ少ない。
ホテルの部屋は概して暗い。
特に中国のホテルは暗い。

 

暗い部屋にいると、気が滅入ってくる。

 

部屋は明るい方がいい。
夜、部屋に帰ってきた時、部屋が明るくて暖かいとうれしい。

 

天井に蛍光灯を付ければいいだけなのに、
ホテルの灯りは白熱灯のスタンドライトと、部分的な照明しかない場合が多い。
ムードを出すためか?
連れ込みでもあるまいしッ、
ビジネスで泊まっている客にはムーディーな部屋など要らない、
ただ仕事がしやすい明るい環境が欲しいだけだ。

 

それに比べて、家はいい。
暖かくて、明るくて、話し相手もいて、のびのび出来る。

 

出張の予定を立てる時、考えることは
宿泊の日数を出来るだけ少なくすること。
だけど、出来るだけたくさんの仕事をこなそうと思うと、
どうしても家に帰らずに、ホテルに泊まり歩くことになる。
特に海外の仕事の場合、4泊、5泊と連続してホテル暮らしになることが多い。
海外に出ることは大したことでも何でもない。
ただ、連続してホテルに泊まることが、一番つらいだけ。

 

人に、「タフですね~。」と言われるが、
ガマンしているだけなのです。嫌いなホテル暮らしを。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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