谷 好通コラム

2005年01月01日(土曜日)

明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

 

旧年中、皆様には大変お世話になりました。
ありがとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

 

昨年の年末の報告も、刈谷、北神戸、鳴海と書いて、
安城、知立、相模原と残っております。
続きはお正月中に何とか書き終えるとして、とりあえず新年のご挨拶を申し上げます。

 

 

さて、昨年は海外での活動も多く、中国各地をはじめ韓国・フィリピン・台湾・アメリカ南部と海外の洗車事情を現地の洗車に関わる人と一緒に活動したことは、大きな収穫でした。
すでに上海では、快洗隊一号店がオープンしたぐらいです。

 

諸外国には「洗車屋さん」という商売が多数存在していて、それはその国の下層の労働者によって支えられており、残念ながらその作業は“汚れ落とし”の域を出ず、品質的には低いものです。
しかし、中国などではニューリッチ層が急速に増えており、「良いもの」を求める傾向が大きなマーケットを形成しつつあり、「上海・快洗隊」もオープン早々好調なスタートを切ることが出来ました。
ここでは単なる洗車ではなく、高度に訓練されたプロの技術者による高品質の洗車・磨きなどの商品を提供しており、それが高価格(周囲店の3倍ほど)にも拘らず多くの人に支持されています。
これは、他の国でも同じような状況で、これらの国から「快洗隊を自分の国に作りたい。」と、実際に今年は各国に快洗隊がオープンします。
またアメリカでも、高級洗車の入る余地など無かった筈でしたが、今は「手洗い洗車」が大流行中です。

 

日本では、下層の労働者層というものは実質的に存在せず、その代わりに日本の優秀な機械製造技術が活かされ、SSにおいての“洗車機”という“機械”がそれを担当しています。
それが日本には洗車屋さんという商売が無いという理由でもあります。
しかし、世界に広がる“技術を持ったプロによる高品質な洗車・磨き”に対するニーズは、日本においても当然大きなものがあり、そのマーケットサイズは、既存の洗車マーケットを大きくしのぐ可能性すらあります。

 

これからの日本の洗車シーンは、この新しいマーケットを如何に開拓していくか。それが日本の洗車ビジネス全体のマーケットサイズを増大させる大きな要素であると考えています。

 

私たちアイ・タック技研は、その尖兵として「快洗隊」「KeePre」など高品質をコンセプトに、ケミカルの研究開発、技術の開発、道具・機器の開発、そして販売ノウハウ、店舗運営ノウハウの開発に務めて参ります。
また年間約一万人を超す参加者の各種スクールの開催などにおいて、より広く多くの方の洗車ビジネスでの成功に貢献して参りたいと強く願っております。

 

本年もよろしくお願い申し上げます。

 

アイ・タック技研株式会社
代表取締役 谷 好通

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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