谷 好通コラム

2004年07月12日(月曜日)

991話 我がハナクソ号

ダイエットは続いている。
自分でもカロリーの高いものと低いものが何となく分かってきて、
カロリーを自分で調整しなければならない外食でも、
何となく低いと感じるものだけを食べられるようになった。
朝食、夕食を家で食べる場合はキッチリ管理してくれている。

 

間食は出来るだけしない。
ホントは厳禁なのだが、
腹が減ってイライラするようだと、色々と弊害があるので、
チョイトお菓子をつまんだりもする。
しかし、滅多には無い。

 

夜も意識的に早く帰るようにして、
晩飯を出来るだけ20時前に食べるようにしている。
眠る時間は12時の前でも、特にやる事が無ければ寝てしまうことにする。
夜食は食べない。食後のおやつも食べない。

 

しかし、仕事でストレスを大きく抱えてしまった時は、
気軽に呑んでしまうこともある。
いずれにしても、無理してダイエットの努力をしても続かないと思うし、
痩せること自体が目的ではなく、
レースに向けての体力づくり、つまり、より健康を取り戻すことが目的なので、
その一つの方向がダイエットということ。
健康のためなのだから、無理をしたのでは意味が無い。
いつでも気楽に減量破りはするのだ。
だけど、それをやればやるほどキッチリ体重にも響くので、
もう、そんなにはやりたいとは思わなくなった。

 

筋肉トレーニングも、今井さんからのプログラムを基準にして
好きな時にやりたい分だけやっている。

 

92.5kgからスタートして、89kg台にまではすぐに落ちて、
88kg台でずいぶん足踏みをした。
2週間以上、88kgの後半から前半に行くまで時間がかかり、
88.0kgに届いても、また後半にまで戻ったり
行ったり来たりだ。

 

それが昨日の朝、突然87.4kgと出て、
今日は87.2kgにまで行った。
食事をした後でも“87kg台”をキープしている。
ようやく88kg台を卒業したようである。

 

私にとって、88kg台が一つの壁であった。
「壁を越すと、またトントントンと2~3kg減りますよ。」とは、
減量の一歩先輩である鶴見君の言葉。
宛てにはしていないが、
87kgになったついでにトントントンと85kg台までになったら、最高なのだけど・・
そう、うまくは行かないだろう。

 

24時間耐久レースまで後1ヶ月足らず。
頑張らなくてはならない。

 

 

私は会社の車として普通のオートマチック車に乗っているが、
プライベートとして、約1年前に買ったホンダインテグラ・タイプRに乗っている。
もちろん、クラッチの付いているミッション車である。
もうすぐ1万キロ、言ってみれば我が通勤車だ。

 

クラッチ付きの車は走っている時は楽しいが
渋滞などにはまると、こんなにしんどい車は無い。
足が棒のようになる。

 

我がインテグラは、まさに今スーパー耐久に出ている?17インテグラのベース車で、
まったくのノーマルではあるが、
そのままでもサーキットを走ることが出来るとカタログあるように、
クッションなどは無きに等しい。
まさにレースカーに乗っている感じなのだ。
買った時は、ラジオも、ナビも、時計も、灰皿も、何も無い。
今ではナビだけ付いているが、いずれにしても速く走るだけの味気ない車である。

 

2000ccのターボなし、220馬力で
いまや280馬力が当たり前になった現代のスポーツカーの中では、
220馬力はパワー自体は少ない方である。
しかし、VTECというホンダ得意の仕掛けがエンジンにあって、
6700回転あたりを過ぎると、突然、もう1つ別のエンジンに火が入ったように、
それまでの加速に背中を叩かれたような加速が加わる。
6700~8200回転がこの車の本領だ
この回転域をキープして走ると、強烈に面白いし、速い!
もっとも一般道ではそんなことが出来るチャンスはごく稀であるが・・
しかし、2000回転ぐらいの低回転でも
市中を走るには十分なトルクを持っており、おかしいぐらいフレキシブルなのだ。
私はこのインテグラ・タイプRがすごく気に入っている。

 

しかし、若い子用のこの車が、自分に似合っていないのは、知っている
だけど、そんな事はどっちでもいいのだ。(^。^)

 

そして
私の車のナンバーは、代々“2525”と決まっている。
私は顔が怖いので、せめてニコニコしていようと、
車のナンバーをすべて2525としていたのだ。

 

今でも会社の車は2525である。
しかし、自分のプライベートの車は、そんなにこだわらなくてもいいと思い、
車屋さんにナンバーを任せた。
つまり、陸運局から出てくるナンバーに運を任せたということ。
その結果が
「8795」であった。
別にドオッてこと無いナンバーだが、不意に
「ハナクソ号」と読んでしまったのだ。

 

だから、私のプライベートの愛車は「ハナクソ号」となった。

 

 

我が愛車ハナクソ号は、今、大活躍である。
レースが近くなってきて、
出来るだけ、クラッチを踏む足を鍛えておきたくて
プライベートも、仕事も、とにかく、いつもずっとハナクソ号に乗っている。

 

今までは、一日この車に乗ると、
クラッチを踏む左足が、熱を持って痛くなったものだが、
もう2週間以上、かなりの距離を続けて乗っていたら、
だんだん痛くもならないし、何でもなくなってきた。

 

今日、
名神高速に乗って、刈谷⇔名古屋⇔八日市を往復した。
全部で380km以上。
それも、名神の工事で一宮JTから羽島ICまで、約30分ノロノロの渋滞にハマった。
クラッチを頻繁に踏み、半クラッチもかなり続いた。
以前ならこれだけで参ってしまうのに、
八日市に着いての用件が予想外にあっという間に終わって、
すぐにまたハナクソ号を運転したのだが、それでも左足は何とも無い。

 

体重も減ってきて、体力も何となくついてきたような気がする。
おまけに、弱い左足が、
たくさんクラッチを踏んでもダメージを感じなくなっている。
我が愛車「ハナクソ号」は、私の左足を知らず知らずに鍛えてくれていたようだ。

 

 

う~~~ん
なんだが、盛り上がってきたのだ。

 

朝早く、出かけるときに空を見たら、また“地震雲”のようなものが見えた。
早速そこらのマンションに上がって写真を撮る。

 

 

この手の雲は、空をしょっちゅう見ているとよく出ている。
地震雲ではなさそうだ?

 

今日もお天気が良さそうと、
そんなことを予感させる空であった。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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