谷 好通コラム

2003年03月16日(日曜日)

664話 続々・何度でも

私たちのメイン商品“KeePre”が世の中に出てから
はや10年が経った

 

今では全国で、月平均約25万台のユーザーの車が
KeePreの施工を受けていただいている
施工店は、全国のガソリンスタンドを中心に約8000箇所
(私たちがきちんと掌握している施工店は約7000箇所)
その他の商品(爆白など)のみを扱っている店舗まで入れると
全国で、おおよそ12000箇所あると推定している

 

これは、自分達でもびっくりするような数字であって
これも全国さまざまなお立場の方たちのご尽力の賜物と
深く感謝している

 

この数字からすると
施工店一箇所あたりの平均KeePre施工台数は
30台/月ぐらいであろうか
しかし、個々の施工店の台数を聞いてみると
少ないところでは10台程度のところもあり
あるいは、200台以上コンスタントに施工していらっしゃる店舗もある
私どもの洗車専門店“刈谷快洗隊”より
たくさんのKeePreを施工しているSSも、結構たくさんあるのだ
多いところと少ないところ
意外とその差は極端である

 

それぞれの事情の中での施工で
一概には言えないが
施工台数の多いガソリンスタンドなど(以後略してSSという)
つまり、毎月100台以上施工していただいているようなSSに共通しているのは
安定してKeePreを施工していただいているお客様が多いということ
つまり、KeePreのリピート客が多くいるSS
そんな傾向が強い

 

逆に、施工台数の少ないSSの共通の悩みは
初回に施工したお客様がなかなかリピートしてくれないこと
そんな傾向も強い

 

あくまでも、そんな傾向があるということで
その店舗の事情によって、あえてセーブしているところもあるだろうし
人員的あるいは立地的に多くの施工が出来ないところもある
だから、全く一概には言えないことを
重ねて確認したうえで
「たくさんのKeePre台数実績は、実に“リピート客”によって支えられている」
と考えている

 

またこれは、洗車全般についても
同じようなことが言えるのであろう

 

KeePreは、一台あたりの施工金額が5000円程度
水垢取りを伴う“ホワイトKeePre”になると、平均6000円以上にもなる
お客様にとって決して安くはない
SSでの洗車平均単価が1000円前後の所が多いことを考えれば
むしろ“高い商品”である

 

施工店側からすれば
平均作業時間30分程度で約5000円の単価
人時生産性で言えば、10,000円/時は、高い方の商品と言える

 

これが安定してリピートしてくれれば
経営的に悪くはないだろう

 

(先話からのリピートの法則)
一度来てくれたお客様をリピートさせるには
「上質な商品」
「もてなし=上質の接客」
「立地」
そして、リピートをつかみ続けるには
その「質の維持」「新鮮さ」

 

これはキーパーのリピートについても言えるのではないか

 

まず「上質な商品」
キーパーで言えば
「お客様のお車が、すばらしく綺麗になること」
そしてその作業によって
「お客様の車を痛めず、逆に、その施工が車の塗装にとって良いことになる」
そんなことでないだろうか

 

こんなことを聞いたことがある
かの昔、「水垢取り」が流行って
日本国中のSSがみんなで、白い車の水垢取りを一生懸命やった
でも、その水垢取りは
塗装を傷めてしまう欠点がかなりあって
数知れないほどの車の塗装がボケてしまった
当然、お客様からのクレームもあった
それに対して
「そういうクレームが来たら、『私たちは水垢取りの注文を受けたのであって、それで塗装がどうなるのかまでは、注文を受けていない。』そう言えばいいんだよ。」
と、クレームを受けた場合の話法を、自慢げに話していた

 

こんな商品は、当然のごとく
世の中から早々に抹殺され、今は残ってはいない
ユーザーのためを考えず
売る側の身勝手なことしか考えない全く馬鹿な洗車商品であった

 

車を、その場だけ綺麗にすることは
さほど難しいことではない
最近の商品として
出来るだけ手間を省き、簡単に綺麗にする技術は
マイクロエマルジョンのアミノシリコンによって
水を弾く効果を強調する形で一躍脚光を浴び
今や誰でも簡単に出来、世の中にあふれかえっている

 

ホームセンターとか
ドライブショップにも、同様の商品があふれていて
それをたいそうな機械でやるからといって
テレビコマーシャルまでかけて、あたかも特別なもののように
祀り上げている様は、滑稽以外の何者でもない

 

リピートは、その場の綺麗さだけでは作りえない
それが続いた時にどうなのかが肝心なのだ
繰り返しご利用いただいた時に
だんだん良くなるのか
だんだんおかしくなるのか
その差が肝心なのだ

 

・・
と、ここまで書いて
・・・・
核心に迫る一歩手前まで来て
・・・ハァッ・・・・・・
また、息尽きてしまったっ
この続きは、また明日の朝“早起きして書くっ”
ホントだっ

 

近藤女史の怒った顔が目に浮かぶがっ
がっ、目がもうだめだっ
(もちろんいい訳である)

 

今は札幌
名古屋を出たときは雨だったが、飛行機を降りたら「雪」であった
先ほどまで、札幌の高さんと奥さんの3人でご飯を食べて飲んで
上機嫌

 

!!!

 

!!
上機嫌のわけ!
快洗隊知立店が、昨日から正式にオープンしていて
天気はあいにく両日とも「ほとんど雨!」
しかし
昨日も、今日も
わずかな晴れの間に
結構たくさんのお客様が来てくれて
たとえば
今日なんかは、午前中のわずか3時間!の晴れ間に
なんと10万円近くの洗車売上を上げたそうだ!
これは刈谷店より良い成績で
知立店のポテンシャルの片鱗が垣間見えたような気がするのだ

 

正直言ってホッとしている
だからか、いささか飲みすぎてしまったか?
ウン、完全に飲みすぎた
ここまで書いて息尽きてしまったのだ

 

H.オサムが送ってきた今日の知立店の様子

 

 

こやつらが、知立3人組

 

酔っ払っているから、言うわけであるが
かわいい奴らである
ホントにかわいい奴らである
みんな大好きである
飛んでいって抱きしめたいぐらいだ
(みんなきっと嫌がるであろうが)

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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