2003年02月03日(月曜日)
634話 ものすごい学歴
2月2日
親類の結婚式に出席した
ほどほどに遠い親類の結婚式は気楽である
前に出て、緊張して喋らなくてはならないことも無いし
ビールを持って回ることもない
ただ座っていて
酒を飲んで
ご馳走を食べて
久しぶりに会った親類と、世間話をしていればいい
しかし、今日の新郎、花嫁はすごかった
来賓もすごかった
彼は、学生時代京都に住んでいて
京都大学工学部に通い、大学院まで出たそうだ
高校の時から非常に優秀な子で
東大も楽勝であったそうだが
家に近いということで京大に行ったのだそうだ
へぇ~~~~である
京大に行った動機がもう一つ
高校の最初から、音楽が大好きで
吹奏楽部で楽器「ホルン」をやっていた
音楽としての憧れが、京大アンサンブルオーケストラ?で
(正確な名前は忘れてしまった)
そのオーケストラに入りたくて、京都大学に行ったのだそうだ
フウ~~~~ンである
花嫁さんも、そのオーケストラに後輩としていて
知り合い、結婚に至ったという事だ
披露宴に列席の来賓は
彼が就職したある電機メーカー
時代の最先端の誰でも知っている大メーカーである
そのまた最先端の部署で
デジタル通信の最前戦の研究開発で・・・・・
あとはもう、忘れてしまった
そのチームがごっそり来ていた
見るからに頭の良さそうな、存在感のある連中で
そのテーブルはプライドがてんこ盛りになっているようであった
そしていくつかのテーブルには、京大の学生時代の友人達がごっそり
これまた、プライドがムンムンしていて
近寄りがたいムード
花婿の彼は
偉そうな感じもまったくなく
顔には、非常に好感を持てる微笑が絶えず
しかも、人としての信念をしっかりと持った、素晴らしく好印象の青年である
私は、もちろんただの親戚である
末席でのんびりと酒を飲んでご馳走を食っていた
披露宴としては当然のセレモニーが淡々と続き
いつもの披露宴であったが
前の方の存在感あるテーブルの人たちを見ていて
ボォーッといろんな事を思った
中学校・高校と、数学とか、英語とか、歴史とか、物理とかの
勉強をよくやって
人に比べて正しい答えをたくさん書くことが出来た人たち
なんだろうなぁ~
ビールと、水割りと、日本酒を飲んで (*^。^*)
酔っ払ってしまった私の頭には、それ以上思い浮かばなかった
・・・・・・
私は、今年初めての休みを、酔っ払った頭でのんびりと過ごしたのでした。
※花婿、花嫁
(この花婿、何となく、T部長に似ているでしょ。)
※これがホルンという楽器。