谷 好通コラム

2003年02月03日(月曜日)

633話 最高の立地条件

2月1日
神戸に行った

 

色々な事情はあったのだが
うんと短く言うと
神戸に“洗車専門の快洗隊”を、新しく作ろうと考えたのだ
独立した会社を別途作って
本気でやる

 

日本国中に必ずあると考えた「洗車の新たな需要」を
本気で開拓するつもりだ

 

神戸の店なのだから、神戸の人にやってもらう
全責任を持って本気でやってもらう
もちろんこちらも本気で投資もするし、本気で取り掛かっていく

 

店を作る場所を探してもらっていたので
それを案内してもらったが
たいした場所ではなかった
不合格である

 

ところが
案内の途中で、偶然にものすごくいい場所が見つかった
まったく偶然だ

 

わずか102坪であるが
片側1車線で、中央分離帯がない
通行量は十分であり
車の速度も遅い
ほぼ乗用車ばかり、間違いなく生活道路

 

周囲に巨大な住宅地を持っており、マーケットの質も量も申し分ない
至近距離に超大型のスーパーマーケットもある

 

巨大店とその土地の間に鉄道の駅があって
駅に止まりかけの列車の窓から、店の裏側がよく見える
でっかい看板を、店の裏にも作ればバッチリの視認だ

 

そして何と、店の前から20mくらい先に信号があって
信号が赤になるたびに
店の前にまで車の列が出来る

 

この場所に「洗車屋」が出来たら
あっという間に、ものすごい数の人が
この店で、普通の人が見たこともない極上洗車を、目の当たりにする

 

洗車屋の最高の看板は
洗車作業そのもの
そして、ピカピカになった車

 

地型がまたいい!
わずか102坪ではあるが、縦1:横2で、道路に面する方が長い

 

「洗車屋」は、まったく新しいカテゴリーの商売で
一般の人の認識にない商売なので
その魅力を伝えるには
チラシ等だけでの告知では、費用対効果の面で厳しいものがある

 

なんと言っても、出来上がったピカピカの車と
洗車とかコーティングの作業そのものを
地域の人に見せ付けることが
最大の効果を、最短の時間で得られる

 

刈谷快洗隊も
その条件をかなり備えている

 

今度の神戸の土地は、おそらく刈谷快洗隊以上の好条件である

 

早速不動産屋さんに電話をしてみたら
「賃貸物件」であるという
ラッキー!
条件を聞いたら、「エッ、随分高いなぁ」と思ったが
何せ102坪、絶対金額はたいしたことない
商売として許容範囲内

 

直感であるが
オープンしてすぐに、賑わいのある店になるだろう
12月の超繁忙月の限界は低いと思うが
平月でも、すぐに採算に乗ることが出来るとイメージした

 

いい物件とは、こんな感じで見つかるもの
何ヶ月もかかって何十軒見ても、ダメなものはダメだが
見つかるときは、一発で見つかるものだ

 

そんなものだ。

 

神戸で会った
米田君
彼は、先日のワールドビジネスサテライトで
バッチリ出演していた

 

ものすごく長い時間、撮影を受けてもカットされ
ほとんど写らなかった人もいれば
彼のように
ちょこんと椅子に座っていただけで、大写しにテレビに出てしまった人もいる

 

ラッキーな人はいるものだ
神戸では、彼がラッキーボーイかもしれない

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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