谷 好通コラム

2003年01月24日(金曜日)

627話 本物の学ぶ人達

3ヶ月ほど前のこのコラムに「571話 馬場社長独壇場」があった
そのアイビー石油さんから
2人の所長が揃って
快洗隊に研修に来てくれている

 

アイビー石油さんと言えば
ガソリンスタンドの業界では超有名な存在
2軒のSSは、両方ともすざましい実績を挙げている

 

まわりのスタンドより20円/リットル以上“高く”ガソリンを販売していて
それでもなおかつ、両方で600KL販売する
オイル交換、車検、タイヤそして洗車も
どこにも負けない立派な業績を実現している
これは
“超上級の接客”のなせるわざ

 

その実体は、徹底したCSの実現である
半端なモラルではない
それを実現している2人の所長も半端ではない

 

彼らのモチベーションは一体どこにあるのか
吉川所長と
中村所長
馬場社長の愛情をたっぷり受けて
考えられないような厳しさを越えて来た
実力において日本でも有数の所長であろう

 

 

その二人が快洗隊に何を研修に来ているのか

 

洗車を、研修に来ているのだ
洗車に関しては、快洗隊に学ぶべきと
自ら研修に来ているのだ

 

本当にすごいと思う

 

本物の力を持っている人は
実は、ものすごく謙虚であるものなのだ
本物の力を持っている人は
絶対の自信を持っているから、平気で謙虚になれるのだ

 

自分自身に圧倒的な力を持っているから
自分より、ある部分においては凄い物があれば
自信があるからこそ
それを素直に認めることが出来る
そして、ストレートに学ぶことが出来る
そして、また、どんどん力を付けていく

 

ニセモノの力しか持っていないものは
実は、自分の力がないことを知っていて、自分が実は弱いことを知っている
だから、強がって
自分を防衛せざるを得ず
自分を守るために
人のことを批判的・攻撃的にしか、表現することが出来ず
だから、自分より優れたものを認めることが出来ない
自分が弱いから
自分より優れたものを認めることが出来ず
「学ぶことが出来ない」

 

 

※繰り返す
強い者は、自分に足りないところを
強いから平気で認めることが出来、学ぶことが出来るが

 

弱い者は、自分に足りないところを
弱いから自己防衛のために認めることが出来ず、学ぶことが出来ない
ただ、ただ、自分の過去を自慢し、自己主張を繰り返すだけ

 

差は開くばかり

 

吉川さんと、中村さん
ホレボレするばかりの力を持っている
だから、一心不乱に学ぶことが出来るのだ

 

私は彼らを心より尊敬している

 

わたしはどうだ?
歳を取ってエセ評論家に成り下がっていないか?
私は、うぬぼれていないか?
私は学ぶ心と姿勢を持ち続けているか?
わたしは、まだ大丈夫か、学ぶ心を持っているか?
彼らを見て、自分に問いかけてみる

 

吉川さん。
彼はすごい力量の持ち主である

 

 

彼は、違った意味の力でもすごいらしい

 

 

中村さん。
快洗隊に入ったその日に風邪をこじらせてしまい、明らかに顔色が悪いのだが
どうしても「大丈夫です」としか言わない
何とか休ませようとするが、あまりしつこく言うと泣きそうな顔をするので・・・
童顔に見えるが、実際に会うと圧倒的な存在感の持ち主である

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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