谷 好通コラム

2002年12月26日(木曜日)

602話 知立店の地鎮祭

昨日、アイ・タック技研直営の2号店「知立快洗隊(仮称)」の
地鎮祭が行われた

 

来年3月オープンの予定である
刈谷快洗隊は、閉鎖したSSを改造して作ったが
今回は、田んぼの状態から埋め立て
洗車だけを目的として、最初から設計して作る

 

洗車屋が一つの業種になりうるか
もっと言えば、洗車屋が日本の新しい文化になりうるのか
そんな新しい挑戦が始まる

 

正月明け早々には、用地の確保は出来ている3号店の設計が始まり
4月遅くとも5月のオープンを目指す

 

理想的には
2ヶ月に1軒ペースで
来年中に5軒立ち上げようとしているのだ

 

再来年はもっとペースを上げて20軒に

 

目標は高いほどいい

 

この不景気、物件は山ほどある
優秀な人材も、あたらこちらから名乗りを上げてくれ
頼もしい連中が満を持して待っている

 

直営店を急激に展開しようと考えたのは、かなり前のことで
別に、最近思いついたことではない

 

刈谷快洗隊を支持してくれるであろう客層の存在を確信したのが6年前
具体的に構想を立ち上げたのが5年前
それから急ピッチで話を進め
4年と何ヶ月か前にオープンした
だから
直営店としての2号店までに4年以上かかったわけだ

 

直営店の数を増やしていくのには
私の中に大きな抵抗があった

 

“小売り”は生半可なことではやっていけない
ということをよく知っているから

 

小売りで確実に採算を取り、利益を着実に上げていくのは
“体を張る”覚悟がいる
今の快洗隊は、パイロットショップの性格を持っているので
いつも色々新しいことがあり、注目もされている
そんな、テンションを保つのに容易な一面を持っているが

 

多店舗展開をして
一つ一つの店が、その店として自立し
採算性を上げていくためには
核になる者の
ものすごい精神力と
マネージメント能力と
企画力
実現力
そして何より体力と
それを支える健全な価値観と家族が必要

 

だから、直営店の多店舗化には
長い間ためらいを持ってきた

 

しかし、色々ないきさつがあって
今年半ば、多店舗化に踏み切る決心をした
決心に至るまでのことは、またいずれ詳しく書きたい

 

 

朝早めに、会社に向かう途中
素晴らしい朝日を見た

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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