谷 好通コラム

2002年12月13日(金曜日)

592話 イライラする時

昨日の夜から、今日の朝まで
イライラすることが続いた、一体どうしたのであろう

 

時々こんな事がある
どうってことない事に妙にイライラして
強い言葉で人に話し、自分の心の底の浅さを露呈してしまう

 

3日前にレースで喜び
その翌日から、頭の中のチャンネルを無理やり仕事に変えて
ビッシリの仕事をこなした

 

年末近くなると
やり残した事がたくさんあって、焦りを感じたり
一年も経ったのに、自分も含め、みんなの能力が、特に自分の能力が
高まっていないように思えて、焦りを感じ
こんなことでいいのか!と
焦りと同時に、このまま行ったらどうなるのか
そんな不安と恐怖におののく

 

そんなことを思うようになって、すべてに対してイライラを感じる
思い出してみれば
年末に近くなると、毎年そんな風になっていたかもしれない

 

目標を持って、自分自身の行動を決めているつもり
目標を持って、みんなに働きかけているつもりだ
しかしそれが、すべて前向きに力になるとは限らない
それは分かっている

 

物事を進めるのに
いつも、3歩進んで2歩下がる
そんなペースであることもよく知っている

 

しかし、せっかく3歩進んだつもりなのに
2歩下がる時は、分かっていても必死に抵抗したくなる
そんな時に、イラッイラッとするのかもしれない

 

・・・・・
・・

 

なんて、悲壮なことを考えているのも
長くは続かない

 

明日から、また
ビッシリの予定が始まる

 

快洗隊もいよいよ年末が始まったのか
平日3日間で洗車売り上げ57万円も行ったと言う

 

ほんの何時間か年末恒例のイライラがあって
私の年末もいよいよ始まったようだ

 

・・・

 

だから、もうレースのことは忘れなくてはならないのだが
最後に、書き忘れていたことを一つだけ書いておかなくてはならない

 

実は、今回の3位には、ただし書きが付いている
「ホワイトラインカット厳重注意」

 

レースが始まる前
コースインする時に
私はホワイトラインカットをしたらしい

 

ホワイトラインカットとは
ピットロードからコースへの進入口に
踏んではいけない白いラインが引いてあって
私は、それを踏んだということ
(一般道路で言えば、黄色車線移動違反みたいなもの)

 

本来はペナルティをもらうところなのだが
レース前だということで
「厳重注意」だけで済ませてくれた

 

みんなで燃えきったレース
私のポカでパア~にならなくって、ほんとに良かった
厳重注意だけで、3位は安泰だった

 

私は、深く反省しております。
本当に反省しております。
・・・・
・・・・

 

な~んちゃって
へなちょこレーサー?と、へなちょこレーサー?は
そんなこたぁ、への河童だい
・・
なんてことは決して思っていません。

 

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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