谷 好通コラム

2002年10月30日(水曜日)

559話 2度目の3KM

おとといときのう、2日間かけて3KMセミナーというものを受けた
2班に分けて社員全員が受ける
今回はその1班目で
私もその1班目に受けた

 

この3KMセミナー、私は2回目
18年前に独立して、1年後ぐらいに1回目を受けた
初めての自己啓発セミナーで、非常に新鮮であった記憶がある

 

3KMセミナーとは
北海道の“土屋ホーム”という会社が
社員教育の一環として実施していたものを
一般の人にも公開し
“土屋経営”という一つの事業として展開しているもの

 

自分自身が持っている“夢”“目標”
そして“将来自分がありたい姿”を
鮮明にし
それに向かって
“個人” “家庭” “会社”
この3つのKそれぞれがリンクしながら、目標(M)を段階的に設定し
確実に“行動”していくことによって
最終的に“自分がありたいと願った姿”を
“実現”しようというプログラム

 

あまりにも簡単に言ってしまえば、そういうものか

 

では
17年前に自分自身がこれを受けて
今現在どうなのか

 

プログラム自体は実に緻密に出来ていて
1つの手帳を元に
自分自身の立てた目標を着実に実行していることに
意味があるのだが

 

私は、実は
手帳を使わなかった
だから、プログラム自体を実行しなかったということも出来る

 

しかし
今考えてみると
あの時、掲げた目標は(大した目標ではないのだが)
かなりの確率で実現している
もちろん
10年後の目標が、15年かかっているものもあれば
違った形で実現しているものの方が多い
しかし
あの時なりたかった姿に
とりあえず、今、なっているのかもしれないかなぁ
と、感じること出来るのだ

 

今、考えるに
自分がありたいという姿、つまり“夢”を
どれだけ“強く持つ”のか
ということが一番重要であるような気がする

 

17年前のあの時
自分がなりたい姿を、文字にして書き出すことによって
自分の心の中に
より強くインプットしたのかもしれない

 

私にとっては、そのことに意味があったのかもしれない

 

夢の実現とは
本当に、そうなりたいと思っているか
絶対に、そうなりたいと思っているか
そんな事にかかっているのかもしれない

 

本当に、そうなりたいと思っているならば
その姿とは、今の自分とは違う自分の姿なのだから
自分自身を変えていく必要もある

 

そうなるための手段
つまり、行動が必要であるのだが
その行動は
頑張ってやらなくても
より強くそうなりたいと思っているならば
その行動そのものが、やりたいことになっていて
その行動を起こしていること自体が
自分の欲求に同化してくる

 

だから
頑張って、その姿を作り上げるのではなくて
作りたくって
行動し
そして、その行動は
行動したくて
行動してきたこと

 

行動そのものが、自分の強い欲求に同化して
苦痛でもなんでもなくて
行動そのものが、自分の欲求にしたがったもの

 

自分の夢が実現するか、しないかは
その実現のための行動をするか、しないか
その行動が
“したい行動”になりうるかどうか

 

実にこの一点に尽きる

 

そういうことなのかもしれない

 

そして、セミナーの中で、改めて感心した部分がある
「目標は、否定形はダメですよ」とあった

 

「タバコを吸わない」
「食べ過ぎない」
「遊ばない」というような否定形は、ダメだというのだ

 

目標は、自分がワクワク出来るもの

逆に、苦痛でしかないもの
我慢をすることは
目標にはなり得ない
それは懲りることによって実現すること
目標とは、自己をモチベーションするもの
肯定的なものである必要がある

 

私は、何かを“やる”ことには
少なからず自信を持っている
負けるもんかと、大抵のことはやってしまう

 

しかし、やりたいけど我慢して、やらない
ということには、トンと自信がない

 

私は
もっと自分がありたいと思っている姿
そして、皆がそうであって欲しいと思っている姿を得ることは
出来るかもしれない

 

しかし
何かをしないということには
これからも苦手のままかもしれない
(私はダイエットが出来ないかもしれない!(^^)!)

 

私は、今の姿が
(もちろん完全ではなくて、立派なものでもないことは承知の上で)
そうでありたいと思って
強くそう思って
そうなってしまった

 

夢とは、夢幻のごとくではなくて
夢とは、それを強く持つと現実の姿となって
自分に降りかかって来るもの

 

そんなことを思ったのでした

 

今度の2回目の3KMセミナー
新たに、また10年後の夢を書いた
「書いていて、ワクワクしてきた」
そして、また、新しく10年分の目標を作った

 

 

※今回のインストラクター“鴇田(トキタ)”サン

 

これからどうなるのであろう
ワクワクしてくる

 

 

※鴇田サンは、ホワイトボードの下の方を書くに従って
だんだん開脚するのだ・・・
私は絶対出来ない芸当である

 

今度こそ、手帳を書いて
一生懸命プログラムを実行することもやってみよう
と、思っている

 

私は、家族の目標に
娘が、子沢山の孫沢山になり
90歳のバアちゃんになって、私の墓参りをしてくれることを目標?とした
強く思って書いたから、絶対そうなるのだ

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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