谷 好通コラム

2018年11月19日(月曜日)

11.19.名古屋東店のキックオフミーティング

昨日は富士スピードウェーでインタープロトのレースを見て、
夕方から平川亮選手のインタビューを行った。
キーパータイムス11月号の1面に載る予定だ。

 

今日は先日の「湘南平塚店」と「わらび店」のキックオフに続いて、
名古屋市の古い歴史ある街「東区出来町」に出来つつある新店舗のキックオフ。
11月は3つの新店舗がオープンする予定だったが、
この「東区出来町」の店舗は12月1日に開店がずれこんだのは、
やはり工事の遅れのせいだ。
昨年からの工事の遅れの傾向は、関東だけではなくなっているようだ。

 

いずれにしても、名古屋市東区の出来町の物件は、
ナゴヤドームから700m、徳川園から300m、
中部地区では最も偏差値の高い進学校旭が丘高校の直近にあって、
古くからの歴史ある街並みが続くと同時に、高級マンションが立ち並ぶ街だ。
この街の中心道路「出来町通り」と路地の信号のある交差点にある。
立地は申し分ないのだが、
しかし115坪しかなく、知立店と柏店並みの大きさしかない敷地に
コンビニエンスストアの撤退跡物件を借りる。
狭い物件を何とかして使うのは、LABOの得意技でもある。
改造案は、店舗プラン会議で東日本の賀来常務の案が採用された。
狭い敷地を目いっぱい有効に使う。

 

今日のキックオフミーティングの最初の仕事は、まず店名決定だ。
出来町はある程度名の通った地名ではあるが、
地元の人しかピンとは来ない、
あくまでも町名で、隣の「古出来」「新出来」の方がまだ通る。
色々みんなで話し合って、
地図に近所のチェーン店がなんと名乗っているか調べて、
二転三転して、結局、「名古屋東店」で落ち着いた。
名古屋市の東区にある店舗ということで、
ピンポイントではないが、誰もが地域を連想できそうな店名だ。
みんなで議論して、みんなが納得づくで決めた。
新しい店舗の、新しいチームの、最初の合意だ。
この時間はいちばん楽しい。

 

それから建物や設備のハードの確認を図面でして、
看板類のデザインと配置を検討して、
ゲストルームの椅子やテーブル、カウンターの位置を検討し、
今日はここを大幅に変更して、宿題とした。
そして、オープンの基本的な販促策を検討し、
オープンで新聞に折り込むチラシの内容も検討。
あと色々な店舗の骨格と言えることをみんなで話し合って、
上司の意見が優先されることなく、みんなの合意を持って決める。

 

面倒な部分もあるが、
ここが最も大切な所。
上質な設備で、キチンとした材料と道具、高い技術をもってしても、
車は”やらされ仕事”では、キレイにならない。
本気でキレイにしたいと思って作業しなければ、車はキレイにならない。
自発的な”キレイにしたい”、“お客様の喜ぶ顔を見たい”があって、
初めて、お客様に感動してもらえるキレイが造られる。
これはきれいごとだが、
KeePerは車をキレイにする仕事なのだからきれいごとで十分。

 

新しい店舗を造っていく最初の一歩は、
だから、みんなの純粋な合意から始まらなくてはならないのです。
つまらない精神論のようですが、譲れない本当の所です。

 

 

 

新チーム
夏原チーフ安部課長、一級技術資格小栗スタッフ

 

 

新店・キーパーラボ名古東店

 

ページのトップへ ページのトップへ

  • 最近の記事

  • プロフィール

    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

  • カレンダー

    2024年3月
     12
    3456789
    10111213141516
    17181920212223
    24252627282930
    31  
  • リンク集

  • 過去の記事

  • RSS1.0

    [Login]

    (C) KeePer Giken. All rights reserved.