谷 好通コラム

2002年08月18日(日曜日)

497話 JEJUへの旅

「洗車は新しい文化になりうるか」を書きはじめて
16日からの旅行までに
書き上げてしまうつもりであったが
また挫折してしまった

 

飛行機の中までは書き続けたのであるが
JEJUのホテルについて
インターネットのアクセスに悪戦苦闘している間に
続きが書けなくなってしまった
日本に帰ってから気持ちを立て直し、書くことにする
といっても、もう帰らなくてはならない時間が近づいているが

 

ちょっと一服、JEJUでの話を

 

JEJUは韓国の最南端に位置する大きな島
日本語では「済州島」と書く
韓国語で「チェジュ」、ローマ字で書くと「JEJU」
道路標識にも「JEJU」と書いてあった

 

名古屋を発ったのは16日の午後6時過ぎ
JEJUまでの飛行時間は1時間20分ほど
佐賀と同緯度で、佐賀より西に2~3百kmに位置する
国内旅行の感覚の旅だ

 

JEJUの空港に降りる時
島の沖に、点々とイカ釣り船の灯りがすばらしく綺麗であった

 

 

JEJUは火山島
周囲250km
佐渡島の約4倍の大きさを持つ島だ
島の少し南よりのところに
HARURA山という火山があって
今は活動を停止しているが
いつ噴火活動を再開してもおかしくない山だそうだ
その高さは1,950m
韓国で一番高い山で
泊まったJEJU市は島の北端に位置しているので
あまり高く見えないが
これが、山の姿が見えた唯一の写真

 

 

本当は近くまで行ったのだが
ずっと雲がかかっていて全く見えなかった
HARURA山は
ほとんど雲に隠れていて
めったにその姿を現さないのだそうだ

 

この島の周囲の海岸線は、真っ黒な岩場が多く
その岩は、もちろん溶岩が固まったもの
その溶岩の多くが
「柱状節理」になっている
これは、“越前の東尋坊”とか、“旭川の層雲峡”で見られるもので
日本では非常に珍しく
多くの場合、有名観光地になっている

 

その「柱状節理」が、このJEJUでは
当たり前のように、島の周囲の海岸線をぐるっと取り巻いているのだ
柱状節理は
火山から溶岩が大量に出て
それが冷えて固まる時に、体積収縮が起き
溶岩全体に横収縮の割れ目が出来るもの
その割れ目は、蜂の巣の壁のように
一番効率いい形、六角形に割れ目が出来
それが柱状のものを形成して
六角形の断面を持つ鉛筆のように柱を作る

 

 

JEJUは、その景観のすばらしさと共に
韓国の最南端
もっとも温暖な気候をもって「韓国のハワイ」と言われ
韓国の本土からの観光客が非常に多い所だ

 

今回は
いわゆる日本のツーリストが連れて行くところ
日本人観光客向けのところには
ほとんど行かなかった
おかげで、すばらしいところを見ることが出来た

 

だから、いつも回りにいるのは韓国人
そして、地元の人の食堂で、おいしいご飯を食べることも出来た

 

これは、JEJUのSinさんのおかげ
Sinさんのことはこの次に

 

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    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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