谷 好通コラム

2002年07月12日(金曜日)

468話 3人のボロボロ

今回も新幹線の中
名古屋から、広島乗換えで小郡まで行く

 

あさってのMINEジュニア耐久レースに出場するのだ
メンバーは
快洗隊マネージャー、H.オサム
広告の鬼、グリット!吉田
そして私の3人

 

へなちょこレーサー日記風に言えば
師匠?、へな?、へな?
いつもの最強メンバーである
(そういえば、へなちょこ・・は半年も更新していない)

 

 

3人とも、レース前日の練習だけで、本番レースに向かう
私は、先月のスプリントレースに出ているので
それでもマシではあるが
H.オサム、グリット!吉田、両人は
正に、ぶっつけ本番に近い

 

2人とも、練習にMINEに出かける時間が、まったく取れなかった
だから
今回のレースに出てくるにも、ずいぶん無理をしている

 

特に、グリット!吉田は、ちょっと悲惨である
彼は、「今年は勝負の年で、半端じゃなく働きますからね」
だ・そ・う・で
すぐに、悲壮感を漂わせながら血相を変えるところが
みんな、迷惑であった
そんな彼が、ジュニア耐久レースだけは、出ると宣言していたので
今回は相当の覚悟を持って準備していたらしい
彼いわく
「2日は徹夜をしてでも仕事を片付け、心置きなくレースに出ます」

 

ところが
今朝、悲劇が起こった
徹夜明けの朝、椅子で思いっきり伸びをしたところ
“ビシッ”っという音と共に
背中の筋肉に、激痛が走った

 

筋が違ったのか、切れたのか、私は知らないが
約束どおり、名古屋駅の待ち合わせ場所に現れた彼の姿は・・・

 

 

私「そんなんで、走れるのか?」
奴「パワステを付けてもらえれば、乗れます。」

 

こんな姿になっても、まだ、しょうもない冗談を言う吉田は、少し哀れであった
それでも、行くだけは行くと言う
たぶんレースに出ることは、不可能であろう

 

今回は、控えに回っている「山本」が
同情しながらも、「出れる!走れる!」と、大喜びする姿が目に浮かぶ

 

グリット!吉田は、文字通りボロボロであった

 

 

H.オサム
奴は、快洗隊のマネージャーとして苦悩していた
7月に入ってからの悪天候で
快洗隊の洗車の売り上げは、低迷を極め
彼は進退をかけて
勝負に出ていた

 

その執念が実ったのか、台風6号が通り過ぎ
空は晴れ上がった
昨日から、やっと客の入りも好調になり
順調に、売り上げも上がるようになったとたん
レースの日が来てしまった

 

彼は迷った
「レースを取るべきか、仕事を取るべきか
進退をかけての勝負の時
レースなどやっているべきではない」と、ブツブツ言って悩んでいたが

 

結局、名古屋駅の待ち合わせ場所に
満面の笑みと共に
来てしまった
彼の将来は、きっとボロボロになってしまったのでしょう (^_^)

 

 

私の番
私の場合は、大したことはない
相変わらず「ばね指」、つまり腱鞘炎で指が痛く、握力がない
ついでに、3日前に痛めた足が
まだ痛い
そんな程度

 

むしろ、心配なのはタイム
パートナーが、H.オサムと山本になれば
この2人が走っているうちは十分に勝負になる
しかし
私が走り出すと、走った分だけ、1周2秒以上は遅くなる
そうすると
成績が、ボロボロになる恐れがあるのだ

 

走るの、チョコットにしておこうかな (^_^)/

 

ボロボロになってしまった吉田
ボロボロになるかもしれないH.オサム
ボロボロにしてしまうかもしれない、へな?こと谷 好通

 

三人揃ってお出かけです

 

 

ついでにもう一枚
吉田君の雄姿である

 

 

乗り換えの広島のホームにて

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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