谷 好通コラム

2002年05月26日(日曜日)

428話 快洗Bossはホンとに凄い

なんと説明していいのやら
言葉で表現しきれないのだが
「快洗Boss」は本当にものすごいのです

 

この機械を企画した本人がビックリしてしまっているほど、ものすごいのです

 

 

刈谷快洗隊はオープンしてからもうすぐ4年になるが
最初の頃から、つい最近まで
「快洗Jr」というスプレー式の機械を3台使って
すべて手作業で洗車をやっていた
それを先月
オリジナル開発の門型手洗い専門機「快洗Boss」2台に入れ替えた
そうしたら
店が変わった
ものすごく変わってしまったのだ

 

単純に洗車売上げで言えば

 

平日、いままでは10万円ぐらいだったのが
Boss導入後は15万円ぐらいが当たり前になってしまった
そして
土日、いままでは20万円強だったのが
25万円以上、高額商品に当たり全体の単価が上がると30万円に届く

 

来店客数がぐんと増えた
まだ増え続けるだろう

 

原因は何か
「12分極上手洗い洗車」
洗車の作業がものすごく早くなった
もちろん、いままで通り極上の品質には変わりない!

 

20分の洗車時間が12分になり
平均35分のキーパー作業が27分になった
こう書くと、そんなに大した時短でもないな、と思われるかもしれないが
実はそれだけではない

 

つまり
1台の車に対する洗車などの所要時間の短縮は、それほどでもないが
手洗い洗車の機械化によってスタッフの手間は1/3程度になってしまっている
だから
店自体の持つ処理能力台数が、実質的に倍以上になっており
今まで以上の数の車が来場しても
“待ち車の行列が、ほとんど無くなってしまったのだ”

 

今までは、洗車の待ち車が、道路まではみ出す光景がよく見られた
だから、繁忙時には
自分の車に対する作業が始まるまでに、お客さんは相当待たされた
30分~1時間以上
それから洗車とか、キーパーとかの作業が始まるわけだ

 

だから土日などは、合計1時間~2時間待たされて
お客さまは、ようやく自分の車がきれいになったわけだ
そんなに待ってまで
買う価値のある「極上洗車」であり、「キーパー」と思ってもらっていた
ありがたいことだ

 

それが今は
処理能力がアップして、ほとんど、待ち車の行列が消え
すぐに作業に掛かれる場面が多くなった
だから
実質1時間以上の待ち時間が、15分ていどにまで短縮してしまったのだ
いままで1時間以上かかったのが、15分で済む
しかも、洗車自体のクォリティは、今まで通り

 

加えて
待ち時間が気にならなくなってきたので
キーパーなど洗車より時間がかかる商品も注文しやすくなった
ユーザーにとってこんなにいい話は無い

 

結果として
私たちが予想していたそれ以上の売り上げにつながっている

 

 

なのに
スタッフによると
「いままでより、うんと楽になった!」と、言う

 

スタッフの数は一緒なのに
平日10万円の売り上げの時よりも
Bossを入れてからの15万円の売り上げの方が、肉体的にうんと楽になった
そう言うのだ

 

それは土日についても同じことで
昨日の土曜日
1時間以上、刈谷快洗隊にいる用事があったのだが
まったく混乱している様子がない
みんながスムーズに作業を平然としてこなしている
明らかに、スタッフの負担が減ったことが分かる

 

「今日は暇だね」と声をかけたぐらいの感じだったのに
それでも、その日は25万円以上の洗車売上げがあったという
信じられないことだ

 

いままで、Boss導入以前は、20万円以上の洗車があった時は
道路まで車がはみ出し
みんな一生懸命しかし淡々と
でも休むことなく
車を洗い、磨き、掃除していた
大変な労働であったであろう

 

それが
Bossを入れてから、まったく様相が変わってしまったのだ
売り上げが上がった
つまり、店に来るお客さんの数が増えたのに
店は混雑することなく、スタッフは楽になった

 

その要因は単純で
「作業時間が短くなった」 20分 → 12分
「労働量が減った」 20分 → 7分30秒

 

従来、20分連続でスタッフは働き、車を洗った

 

その20分の内
7分30秒の仕事を今まで通り、人間が行う
そして、残り12分30秒の分量の作業を機械が肩代わりした

 

人間がやれば12分30秒かかる仕事を、快洗Bossは4分30秒でやってしまう
だから、1台の車の極上手洗い洗車が12分で出来るようになった
しかも、機械が動いている4分30秒は、スタッフは他の事をやったり
休んだりすることが出来る

 

もうチョッと整理する
3台の車を、極上手洗いするとなると

 

以前は
20分×3台=1時間
スタッフは、1時間ぶっ通しで作業を続けることになる

 

今は
12分×3台=36分

 

しかも、その36分の間に
4分30秒×3=13分30秒もの
作業を中断して機械が動くのを“待つ”時間が(何回かに分けて)ある

 

つまり、1時間ぶっ通しの作業が
13分30秒の休憩を入れながらの22分30秒、計36分の作業になったのである
ぶっ通しの作業が、間をおいた作業に変わり
全体としても、半分ちょっとの時間で出来上がっていく

 

感覚的には、半分以下の労働量になったと言える
だから売り上げ、洗車台数が1.5倍になっても
1.5×0.5=0.75 の労働量
売り上げがずいぶん上がったのに、スタッフは「楽になった」と言う
こんな図式が得られるのだろう

 

もちろんこれは、手洗いのためだけに設計され
手洗い作業に非常に“使いやすい”快洗Bossならではのこと

「快洗Boss」は、ほんとに凄い!

 


今回の話、結果的にコマーシャルになってしまっていますが、
決してオーバーなことを言っているわけでも、何でもありません。
本当にビックリしているのです。
感動してしまっているのです。

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
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