谷 好通コラム

2002年01月24日(木曜日)

340話 雪降りと富士山

雪が降ると、うれしい
雪国の方には申し訳ないが、雪は大好きだ
空から真っ白なものが落ちてくると、ワクワクして、ジッとしているのが勿体無い
名古屋では、正月に記録的な雪が降ったが

 

全国的には雪が少ないのか
3日前に行った新潟では、平野部に全く雪が無かった
新潟市周辺だけではなく、長岡の方まで雪がないそうで
雪国の面影は全く無い

 

昨日着いた蔵王にもほとんど雪は無かった
夜道を走った時には、少し降っており、路肩に雪が少したまっていたので
周辺は雪景色だろうと勝手にイメージしてしまったが
朝起きてみたら
薄っすらと、ホントに薄っすらと庭を雪が覆っているぐらいで
路面は完全に乾いていた

 

帰りに、当社の東北営業所がある岩沼市(仙台の南)にも寄ったが
雪のカケラも無かった
北海道・札幌も、正月近くに行った時は、雪が多かったが
このごろは暖かく、1月と言うのに雨になってしまった日があったそうだ
今年は暖かい
日本列島全体が暖かい、そんな気がする

 

それでも、蔵王からの帰りに
「とろろ飯」を、仙台のお客さんと食べに行ったお昼ごろ
フワーッと雪が降ってきて
すごく嬉しかった
しょうこりも無く、早速写真を撮ったのであった

 

 

雪は何故こんなにキレイなのだろうか
汚いものを隠してくれるからか
白という色は、光をすべての波長の領域について反射しているという事
だから明るい
暗い中でも、雪が降ってくると明るくなる
空は曇っていても、雪は明るいので
それだけで楽しくなってしまうのか
よく分からない

 

それと同じように、大好きなのが富士山
富士山は、誰でも好きだ
それも、雪が5合目ぐらいまで被っている富士山が一番好きだ
富士山と雪はよく合う
お互いに、お互いの為にあると思えるぐらい、ピッタシの関係だ

 

昨日の朝
新幹線から見えた富士山

 

 

今、仙台から名古屋への飛行機の中
その機内から見えた富士山
夕方に近い日に照らされて、煙っているように見える

 

 

去年は、何度富士山の近くを通っても、なかなか見ることが出来なかった
ものすごく残念だったのだ

 

富士山は、私の幸運の証
富士山を見た日は、いいことが起きる、とは、私の長い間のジンクス
しかし、今年は早くも2度も見た
それも、5合目ぐらいまで雪が被っている理想の姿である
最高ではあるが
あまり早く、何度も見てしまうと
私の今年の幸運を、早く使い果たしてしまうようで
チョッと気が気でない
考えすぎか?

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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