谷 好通コラム

2001年12月03日(月曜日)

292話 3日間の休暇

コラムを書くのを3日間も休んでしまった
正確に言うと“掲載”するのを休んでしまった
書くことは、書いていたのだが
色々深く考えることがあって、話が重くなりすぎ
掲載をためらってしまい、結果的に休んでしまった

 

最近の私の話は重い話になりがちだ
イカンなぁ~、と思っている
話に軽快感がないという事は、生活と仕事にスピード感がなくなっているということ

 

さて
何度か書いてきたように
今日、12月2日は私の最後のレースであった
MINEジュニア耐久レース
今回のレースで、ちょうど一年
4回目のレース
書き切れないほどの内容と充実感のあったレースであった
(詳しくは2~3日中に「へなちょこレース日記」に)

 

このレースには少々思い入れがあった
本気で、最後になるかもしれないとも思っていた

 

今という、仕事に大きな転機を迎えている時
自分に軽快感をなくしていると感じている時
自分のスタイルを変えるべき時が来ているのかもしれない、と感じていたとき
私は
今回のレースをどのように過ごすことが出来るかで
私自身の気持ちの上でのパワーの可能性を知ることが出来るのでは
と思っていた

 

そして
レースが終わって
これを書いている今
私は、自信を取り戻しつつある
いつも以上のトラブルがあったのに
それを楽しいこととして思い出している自分に、ほっとしている

 

どんなトラブルをも“楽しめる”パワーが、自分にちゃんとあったことに
ほっとしている

 

結果として、順位はたいしたことなかったが
意味ある“完走”を、心の底から楽しく思い出している自分にほっとしている

 

もっともっと、自分の心のアクセルを深く踏み込んでも
気持ちよく加速して
突っ走ることが出来そうだ
仕事、生活、遊び、
あらゆることにおいて、まだまだ加速しても
それを充分に楽しむことが出来るだけのパワーはありそうだ

 

あらゆることにおいて
可能性を追い求める行動には、トラブルがつき物で
それを当然のこととして、それをも楽しめるパワーがないと
可能性を実現する事は困難である
その“たくましさ”なくして、可能性に対する実現力は持てない
それが、まだ自分に充分にあるか!

 

私はあると判断した

 

だから
私達みんなが作り上げた大きな可能性に、アクセルべた踏みで行く
新しい世界に、躊躇することなく挑戦していきたい

 

 

しかし、しかし
レースは、イイ!

 

私は、“気持ちを全開にして”サーキットを走ると
どんなにめげそうになっている時でも、元気が100倍になる。

 

 

どうやら、私はこのレースを“最後”にすることを、やめたくなってきている
「またか、」と、お思いになる方も多いかとは思いますが
「まっ、いいか」にしておいて下さい
本人、もっともっとバリバリ仕事をする気になっております

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    代表取締役会長兼CEO

    谷 好通

    キーパーのルーツであり、父であり 男であり、少年でもある谷好通の大作、名作、迷作コラム。
    読めば読むほど元気になること間違いなし。・・・の、はず。

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